SH-01AのAFは、通常モードで30センチ前後くらいまでピントが合う。それより近いときは接写モードにする。メニューから選んでもいいし、AFモードのショートカット([3]キー)を覚えるとその方がすばやくできていい。
近距離の場合はいきなり撮影せず、AFキー(発話キー)でピントを合わせ、うまくいかなかったらAFモードを切り替えるのがいいだろう。
特にバラの微妙な色彩がちゃんと出てる点に注目だ。
続いて猫の写真だ。
AFもけっこう高速で快適である。
さらに暗い室内で撮ってみよう。
標準感度だとくっきりしてて色も完璧に合ってて鮮やかで、パーフェクトに近い写り。壁を見ると収差も最小限に抑えられている。
普通の室内より暗めで照明がややこしい(つまり部屋全体が均一の明るさ、光源ではない)レストランでも色をきちんと合わせてくれた。こういう状況で撮影するときは手ブレしないように、テーブルに肘をついて構えるのがコツ。
地下鉄構内のような、条件がいいとはいえない蛍光灯の下でも色はしっかり合ってくれる。ちなみにフォトライトを点灯させたのでめいっぱい光っている。
最後は夜のショーウインドウを撮った写真だ。高感度にすれば夜でもこれだけ撮れる。
SH-01Aの実力がよく分かる夜景も見てみる。
多くのカメラは夜景モードにすると、夜空をきれいに撮るため感度が低く抑えられて、その分シャッタースピードも遅くなり、手ブレが必至になるという、三脚を使用するのが前提のモードだ。でもケータイに三脚は似合わない。
SH-01Aの夜景モードは、そんなことはない。夜景モードでもそれなりに感度を上げて手ブレしないようにしてくれるし、夜景モードだとイルミネーションがきれいに撮れるよう、ちょっとアンダーめに撮影してくれ、ホワイトバランスも「太陽光」になる。手持ちで夜景が撮れると思っていいかも。これはなかなかだ。
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企画:アイティメディア営業本部/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2008年12月31日