スマホ連携も
お姫様にも聴いてほしい――ソニー、低価格2.1chホームシアターシステム「HT-FS30」を発表
ソニーは3月1日、ホームシアターの新製品として、2.1chタイプの「HT-FS30」およびシアターラックタイプの「RHT-G10EX」を発表した。2機種とも4月28日に発売予定で価格はオープン。店頭ではHT-FS30が2万3000円前後、RHT-G10EXは5万円前後になる見込みだ。
HT-FS30は、“心地いい低音”を目指した「スマート・BASS・テクノロジー」のサブウーファーを採用したコンパクトなシアターシステム。スマート・BASS・テクノロジーは、音響心理学を応用した独自アルゴリズムを用い、低域を利用して広がりのある豊かなサウンドを再現するという。
「女性に嫌われる“ドンドン”という直接的な低音強調ではなく、音の厚みを増し、心地よい音の広がりを聴覚的に感じることのできる低域再生が可能になった。これに小型ながら音質を評価されているHT-SS380のフロントスピーカーを組み合わせ、幅広い層に受け入れられるシアターシステムを目指した」(ソニー)。
マーケティング担当者によると、シアターシステムの導入に否定的な女性層は、サブウーファーの効果に疑問を持つばかりでなく、その存在すらジャマに感じるという。このため今回は、シアター製品としては珍しく、女性向けの製品情報サイト「お姫様のDOLCE SOUND」を設け、スマートフォン接続による楽曲再生などを絡めつつ利便性をアピール。新しいサブウーファーの効果をDOLCEに例えて分かりやすく訴求する。またサブウーファー自体のサイズも従来機に比べて約27%(容積)コンパクトにして、ジャマにならないようにした。
スマートフォンやポータブルプレーヤーは、背面のRCA端子に接続する。アナログ接続ではあるが、圧縮時に失われる高域を再現する「ポータブルオーディオエンハンサー」機能でコンポ代わりの利用を提案。さらにスマートフォンやPCをRCA接続するための「RCAーミニピンジャック変換ケーブル」をパッケージに同梱(どうこん)する。
独自の仮想サラウンド技術「S-FORCEフロントサラウンド3D」も搭載。新たにセンター成分(セリフなど)がスピーカーより上方に定位するチューニングが加えられ、画面とセリフの位置がマッチしたという。サウンドモードは「ムービー」「ミュージック」「ゲーム」「スポーツ」「ドラマ」「ニュース」「スタンダード」「2ch」に、上記の「ポータブルオーディオエンハンサー」を加えた9種類だ。
このほか、深夜など小音量時でもセリフなどを明瞭(めいりょう)に再生できる「ナイトモード」、CMに切り替わった際の急な大音量を自動調節する「アドバンスト自動音量調節機能」なども装備。「通常、ボリュームを絞ると全チャンネル成分が均等に下がり、最も重要なセリフなども聞き取りにくくなってしまう。新しいクリアーボイス設計により、声の成分のみ下げ幅を少なくすることでセリフの明瞭度を上げる」という。
HDMI入力は3系統で、ほかにも光デジタル音声入力、アナログRCA入力などを備えた。外形寸法は、フロントスピーカー1本が約85(幅)×220(高さ)×95(奥行き)ミリ、重量は約460グラム。総合400ワットのS-Masterデジタルアンプを内蔵したサブウーファーは、約175(幅)×325(高さ)×368(奥行き)ミリ。重量は約7.5キログラムとなっている。
機能は共通のラックシアタータイプも
一方のシアターラックタイプ「RHT-G10EX」は、HT-FS30の各ユニットをAVラックに一体化した構成で、機能は共通となっている。
外形寸法は、1130(幅)×460(高さ)×435(奥行き)ミリで、32V型から46V型までの薄型テレビを設置可能。従来モデルと比較すると、2段の棚板のうち上側の板を上下に位置調整できるようになった(高さ102ミリ、70ミリ)。重量は約33キログラム。
→ソニーストアで「HT-FS30」をチェックする
テレビに加え、スマートフォンの音楽もケーブル1本で楽しめる。置き場所を問わないコンパクトサイズの2.1chスタイル。価格は2万2800円(税込/予定)
→ソニーストアで「RHT-G10EX」をチェックする
テレビに加え、スマートフォンの音楽もケーブル1本で楽しめる。32-46V型用シアターラック。価格は4万9800円(税込/予定)
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