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» 2017年09月01日 10時00分 公開

プロトレック初のスマートウオッチ、「WSD-F20」のデザインに込められた思い (2/4)

[山本敦,PR/ITmedia]
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ウオッチフェイスに息づく、カシオの携帯電話やデジカメのノウハウ

 WSD-F20には新しくデザインされた、「ロケーション」に「トラベラー」という2つのオリジナルウオッチフェイスが搭載されている。どちらもアウトドアや旅といった、PRO TREKブランドの世界観を表しているのだと辻村氏が説く。WSD-F20から新しく搭載されたGPS機能を上手に取り込むことも意識しているそうだ。

 「ロケーション」では、デジタル表示ならではの表現手法に挑んだ。辻村氏にそのポイントとなる部分を訊ねた。

「ロケーション」

 「ロケーションのウオッチフェイスでは、針軸の位置が常にユーザーの現在位置を指し示しています。針軸は通常、時針・分針の根元が重なる場所なのでエレメントが込み入ってくるものですが、デジタル表示の場合は物理的な制約がないので、時針・分針の根元を透明にし、現在地マーカーの存在感を高めています。アナログ時計としての風合いを残しながら、デジタル表示のメリットを生かせた部分だと思っています」(辻村氏)

「トラベラー」

 もう1つの新しいウオッチフェイスである「トラベラー」のウオッチフェイスは、PRO TREKブランドのフラグシップである“MANASLU(マナスル)”のデザインがベースになっている。プロダクトデザイナーの松田氏が話していた「アナログ時計の文字板ならではの立体感」を表現しながら、スマートデバイスのインタフェースと相性のよいフラットデザインの要素も加えて独自にアレンジした。

ユーザーインタフェースのデザインを指揮した辻村氏

 「トラベラー」のウオッチフェイスでは、正円型の液晶画面の下半分にユーザーの現在地を示す地図や高度計、コンパスなどのセンサーが取得したインフォーメーションを表示するエリアが設けられている。9時と10時の間の位置にあるインダイアルのメニューをタップするとそれぞれの機能が切り替わる。いつの時刻もインフォーメーションエリアの表示が見やすいように、地図や高度計などインダイアルのメニューを選択するとすぐに、時針・分針が「3時の位置」に逃げるユーモアのある動きが面白い。このあたりも辻村氏たちのチームが「スマートウオッチならではのUIデザイン」として強くこだわった部分なのだという。

 カシオはこれまで携帯電話やデジタルカメラのカテゴリーにも数々のヒットモデルを生みだしてきたブランドだ。同カテゴリーのヒット製品のUIデザインにも深く関わってきた辻村氏は、「携帯電話を担当していた時代のアイコンやアニメーションUIをデザインしてきた経験がスマートウオッチであるWSD-F20にも生かせている部分が多々ある」と語る。「紙媒体のデザインから携帯電話のUIデザインに移ることになった当時、小さな液晶画面の中で粗密を表現しながら視認性も確保することに四苦八苦したものです。スマートウオッチではその画面が一段と小さくなることで難しさも感じましたが、かつての経験が生かせたことでグラフィックスの細かな部分まで高品位なデザインを追い込むことができたと思っています」

 フィーチャーフォンやデジタルカメラなどデジタル機器のUIをデザインしてきた経験と、アナログ時計のノウハウがスマートウオッチであるWSD-F20にも生きている。時計としての自然な操作感は使い込むほど深く馴染んでくるし、カシオのデジタルカメラ“EXILIM”「EX-FR」シリーズとBluetoothでペアリングすれば、WSD-F20をリモートレリーズのように使える機能など、他のジャンルのデバイスと連携する広い世界観が見えてくる。アウトドアシーンだけでなく、日常生活のさまざまな場面でPRO TREKブランドのスマートウオッチを活躍させてみたくなる。

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提供:カシオ計算機株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia LifeStyle 編集部/掲載内容有効期限:2017年9月30日

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