通勤からスポーツまで耳元すっきり! 完全ワイヤレスイヤフォンの課題を解決した「Bose SoundSport Free」の実力(1/3 ページ)

ブームに火が付いてから約2年。完全ワイヤレスイヤフォンが成熟期を迎えつつある中、ついに登場したボーズの「SoundSport Free」を紹介しよう。ワイヤレスの枠を超えた迫力のある音が楽しめる、納得の完成度だ。

» 2017年12月01日 10時00分 公開
[山本敦PR/ITmedia]
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 イヤフォンリスニングの未来を感じさせる「完全ワイヤレスイヤフォン」が人気だ。振り返ればブームに火が付いた2015年の終わり頃はまだ、左右のイヤフォン間をつなぐ通信技術が不完全だったため、音切れやノイズが発生して満足なリスニング体験が得られないこともあった。2017年に入ってから完全ワイヤレスイヤフォンの基幹技術や製品としての作り込みのノウハウも成熟してきたことから、音質・機能・使い勝手のそれぞれが高いレベルにある製品がいよいよ出そろってきた。完全ワイヤレスイヤフォンが成熟期を迎えつつある中、ついに登場した大本命、ボーズの「SoundSport Free」を紹介しよう。

ボーズ初の完全ワイヤレスイヤフォン「SoundSport Free」
カラーバリエーションはトリプルブラック(写真=左)、ミッドナイトブルー(写真=中)、ブライトオレンジ(写真=右)の3種類

 ボーズは2006年に初めてのイヤフォン「Bose in-ear headphones」を発売後、オーディオイヤフォンとして、さらにはスポーツイヤフォンとしての進化をともに妥協することなく追求してきたブランドだ。それぞれ現行モデルの中で究極の完成形と呼べる1台を例に挙げるとすれば、前者にはワイヤレスノイズキャンセリングイヤフォンの「QuietControl 30」、後者は心拍センサーを搭載したワイヤレスイヤフォンの「SoundSport Pulse wireless headphones」がある。

 ボーズは、ヘッドフォンの「QuietComfort」シリーズが搭載しているノイズキャンセリングテクノロジーに代表されるような、オーディオのカッティングエッジな技術を自ら生み出してきたブランドだ。同時に、いま市場に出回る先端技術を上手にかみ砕いて、ユーザーがそのメリットを最も良いかたちで享受できるよう、製品にまとめ上げる技術力とセンスも卓越している。

 これまでの歴史を振り返ってみても、ボーズはユーザーが求める製品を、最も旬なタイミングで世に送り出してきた。SoundSport Freeも、多くの音楽ファンが完全ワイヤレスイヤフォンに関心を寄せている今だからこそ、アピールできる魅力を数多く備えている。このイヤフォンは“スポーツ”という名前を冠しているが、あまり言葉にとらわれすぎない方がいいと思う。なぜなら通勤時や普段の音楽リスニングにも最高のリスニング環境を提供してくれるイヤフォンだからだ。

 ポータブルリスニングの際に、ケーブルが体にまとわりつく煩わしさから完全に開放されるワイヤレスイヤフォンの使い勝手は斬新ではあるものの、片方ではケーブルがないことによって生まれる使いづらさや不安、そして時には音質の妨げになるノイズが気になってくるものだ。ボーズではワイヤレスのイヤフォンやヘッドフォンを長年開発しながら培ってきたBluetoothオーディオの資産を、残らずSoundSport Freeに投入した。左右イヤフォン間の信号伝送はBluetoothをベースとし、筐体(きょうたい)内部に配置するBluetoothアンテナの設計に独自のノウハウを盛り込むことで安定した信号伝送を実現した。

 今回、実機を借りてラッシュアワーの駅中、ホームや電車、ランチタイムのカフェなど通信電波が混み合う厳しいテスト環境で何度もSoundSport Freeを試聴してみたが、伝送エラーによるノイズや音切れに悩まされることは滅多になかった。最近テストした製品の中では抜群に安定感が高いイヤフォンだといえる。

人の多いランチタイムのカフェでも途切れることは滅多にない

体を動かしても安定している秘密

 完全ワイヤレスイヤフォンはユーザーの身体に触れるコンタクトポイントが耳にしかないため、落としてなくす不安が常につきまとう。SoundSport Freeはより確実なフィット性能を専用のイヤーチップである「StayHear+ Sport」によって実現しているのが特徴だ。

専用のイヤーチップ「StayHear+ Sport」は3サイズが付属している

 「StayHear+ Sport」は、シリコン製のイヤーチップと外耳のくぼみに引っかけるフィン状のスタビライザーを一体化したデザイン。「StayHear」チップは現行モデルのノイズキャンセリングイヤフォン「QuietComfort 20 Acoustic Noise Cancelling headphones」や「SoundTrue Ultra in-ear headphones」にも採用されてきた、いわば定番のアクセサリーである。

耳に入れて少し回すとフィン状のスタビライザーが外耳のくぼみに入る

 ボーズ初のイヤフォン「Bose in-ear headphones」が発売されてから数々の改良を経て、その時々のモデルに最もフィットするイヤーピースが同梱(どうこん)されてきた。SoundSport Freeも専用に設計されたイヤーチップによって耳元の装着感が安定するだけでなく、イヤフォンを着けていることを忘れてしまうぐらい本体の重さが軽減される。ランニングやダンスなど、体を激しく動かすスポーツシーンならよりその真価が実感できるだろう。

激しい動きでも外れることはなかった
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提供:ボーズ合同会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia LifeStyle 編集部/掲載内容有効期限:2017年12月31日

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