通勤からスポーツまで耳元すっきり! 完全ワイヤレスイヤフォンの課題を解決した「Bose SoundSport Free」の実力(3/3 ページ)

» 2017年12月01日 10時00分 公開
[山本敦PR/ITmedia]
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ワイヤレスでは珍しいガツンと力強い音

 まずは自宅の静かな環境でSoundSport Freeの音質を、iPhone XにペアリングしてApple Musicのストリーミング音源を聴きながらチェックしてみた。May Jのアルバム「Futuristic」から「ふたりのまほう」では、凛としたボーカルが音場の真ん中に定位する。声の芯が強くしなやかだ。音像は少し輪郭線が太く、微小な音がはっきりきこえる。アレンジの複雑なJ-POPやダンスミュージックは音楽の情景を隅々までクリアに描いてくれそうだ。ベースやドラムスのリズムが歯切れ良く安定している。中低域のつながりがスムーズで、余韻が滑らかに広がるサウンドもこのイヤフォンのチャームポイントだと思う。

 ボリューム設定に合わせて音のバランスを最適化するイコライザーを搭載しているので、音楽を長く聴いていても疲れにくい。遮音性も高いので、ボリュームをあまり上げなくても音楽のディティールが自然と飛び込んでくる。駅のホームや公園などで音楽を聞いているときにその効果を実感するはずだ。

遮音性も高く、ボリュームをあまり上げなくても音楽のディティールが自然と飛び込んでくる

 上原ひろみのアルバム「Move」からタイトル曲の「Move」を聴く。ピアノの高音は立ち上がりが鋭く伸びやか。音像が明瞭(めいりょう)に浮かび上がる。この曲のメロディをこれほどガツンと力強く体の芯に伝えてくれるワイヤレスイヤフォンは珍しい。躍動感あふれる音楽がイキイキと伝わってくる。流れるように、そして軽やかに弾むベースラインの心地よさに思わず引き込まれる。

 より激しく体を動かすスポーツシーンで音楽を楽しむ場合は、耳元のコンタクトが安定していることや、汗濡れなど厳しい環境条件に対する高い耐久性がイヤフォンに求められる。

 「StayHear+ Sport」は、まさしくスポーツシーンで真価を発揮してくれるイヤーチップだ。今回筆者は近所の公園をランニングしながら着け心地を厳しくチェックしてみたが、円すい形のノズルが耳穴にしっかりと入り込み、イヤーフックによるダブルで確実なフィット感が得られる。走りながらイヤフォンが耳から落ちてくるようなことはまずありえないし、耳元でイヤーチップがずれることで発生するノイズにも一切悩まされなかった。

公園をランニング中

 体を動かしながら音楽を聞くと、また本機のスポーツイヤフォンとしての魅力が一段と輝きを増してくる。今回はLTEによるモバイルデータ通信が単体でできるようになった「Apple Watch Series 3」のセルラーモデルにSoundSport Freeをペアリングして、Apple Musicによる音楽ストリーミングを走りながら聞いてみた。今、SoundSport Freeとのペアで、いちばん身軽にスポーツと音楽リスニングが楽しめるコーディネートとしておすすめしたい。

SoundSport Freeとスマートウォッチの組み合わせは現在、もっとも身軽に音楽を楽しめるコーディネートではないだろうか

 スヌープ・ドッグのアルバム「Coolaid」から「Tow Or More」を聴く。低音のタイトなリズムが軽やかに弾んで、心地よいランニングのテンポを作ってくれるので、一歩ずつ軽やかなステップを踏み出せる。ボーカルの声をクリアに、かつストレートに前へ押し出してくるのでとても聴きやすい。コーラスとのレイヤーの描き分けがとても鮮明。ゴージャスな演奏に包まれると、いつも走りながら見ている風景がなんだか輝きを増してきた。

 続いてザ・ジャクソンズのベストヒットアルバムから「This Place Hotel」を選曲。筆者がランニングの時にいつも聞いているお気に入りのナンバーだ。多彩なリズムと、めまぐるしく移り変わる音色の変化をSoundSport Freeはしっかりと受け止めて、巧みに描き分けた。ストリングスによる短い前奏の直後から、切れ味鋭いビートを軽やかにバシッと決めてくる。量感の豊かなベースが足場を固めて、軽快なハンドクラップが高さ方向に突き抜ける。鮮やかなマイケルのボーカルをセンターに、柔らかなコーラスとストリングスがまわりを包み込んで一体感あふれる音楽を目の前に浮かび上がらせた。ランニングで少しずつ疲れてきた体に再び元気がみなぎる。

 ノイズを含む様々な外音に身をさらされる厳しいアウトドアリスニングでも、バランスの崩れないピュアな音楽を聞かせてくれる。SoundSport Freeにはボーズが長年に渡って培ってきたポータブルオーディオの技術の粋が詰まっていることを、あらためて確認した。

完全ワイヤレスイヤフォンにつきまとう不安や不満を解決

いつでもどこでも良い音を楽しめる

 左右イヤフォンの接続安定性とバッテリー駆動時間、そして「もしなくしたら……」への対処と、完全ワイヤレスイヤフォンにつきまとう不安や不満を解決し、ポータブルオーディオ機器として練り上げたボーズ。IPX4相当の防滴仕様もあり、スポーツや日常生活のあらゆるシーンで、身軽で心地よい音楽リスニングをSoundSport Freeは提供してくれた。

 カラーバリエーションはフォーマルな装いにもあうトリプルブラック、スポーツウェアやカジュアルなアウターとコーディネートしたくなるミッドナイトブルー、そして12月1日に追加されたビビッドな新色、ブライトオレンジの3色。いずれもスタイリッシュだ。いつ買うか? どれを買うか? 悩ましかった完全ワイヤレスイヤフォンの選択が、この冬ついに決着しそうだ。

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提供:ボーズ合同会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia LifeStyle 編集部/掲載内容有効期限:2017年12月31日

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