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広角28ミリのIXYがリニューアル――キヤノン「IXY DIGITAL 910 IS」レビュー(1/4 ページ)

キヤノン「IXY DIGITAL 910 IS」は、28ミリからのワイドズームを受け継ぎながら、CCDの高画素化や液晶の大画面化を実現。ボディデザインも一新した。

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 キヤノン「IXY DIGITAL」シリーズの中で、これまで唯一ワイド側28ミリ相当の焦点距離に対応していた「IXY DIGITAL 900 IS」がモデルチェンジを行い、「IXY DIGITAL 910 IS」として新登場した。

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キヤノン「IXY DIGITAL 910 IS」

 主な改良点は、CCDを有効710万画素から有効800万画素に高画素化したことと、液晶を2.5型から3型に大型化したこと。処理エンジンは従来と同じく「DIGIC III」だが、独自の顔認識機能「フェイスキャッチテクノロジー」が進化し、今春以降に発売した他のIXYと同じく、ストロボ光量を顔に最適化したり、再生時に赤目補正ができるようになった。

 レンズは、前モデルと同じく28〜105ミリ相当の光学3.8倍ズームを搭載。レンズシフト式の手ブレ補正機構も踏襲する。最近では、28ミリスタートのコンパクト機は珍しくないが、35ミリや38ミリ付近から始まるズーム機に比べると、作画の自由度が高く、メモやスナップ用に使いやすいといえる。

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液晶はサイズと画素数を高めたほか、マルチコートを施した「クリアライブ液晶」へと進化。明るい屋外でもくっきりと見られる
photo 同じくワイド側を使用し、マイカラーの「あざやかブルー」を選択。感度ISO80、ホワイトバランスオート
photo ズームのワイド側で最短3センチまで近寄れるマクロモードを使用。感度ISO80、ホワイトバランスオート

photo AFスピードは軽快で、動きのある被写体にもスムーズに合焦する。感度ISO200、ホワイトバランスオート
photo 歩きながらメモ感覚でスナップするのに使いやすいカメラだ。感度ISO80、ホワイトバランスオート

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28ミリ相当になるワイド側で撮影。スナップ撮影に便利な画角だ。感度ISO80、ホワイトバランスオート

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IXY | キヤノン | 手ブレ補正 | デジカメ


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