スリムな25ミリからの8倍ズーム“LUMIX”「DMC-ZX1」
パナソニックが厚さ26ミリのスリムボディに、35ミリ換算25〜200ミリの光学8倍ズームレンズを搭載した「DMC-ZX1」を発売する。
パナソニックは7月28日、コンパクトデジタルカメラ“LUMIX”「DMC-ZX1」を8月21日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は4万円前後。
DMC-FX40と同等となる厚さ26ミリのスリムボディに、35ミリ換算25〜200ミリの光学8倍ズームレンズを搭載したモデル。全体的なフォルムは「DMC-TZ7」と類似しているが、TZ7は35ミリ換算25〜300ミリの光学12倍ズームレンズを搭載するかわり、厚さは32.8ミリある。また、1280×720ピクセルのハイビジョン動画撮影はいずれも可能だが、ZX1はMotion JPEGのみの対応となっている。
高倍率レンズの搭載もあり、手ブレ補正機能も進化した。ジャイロセンサーやアルゴリム改良が行われた手ブレ補正機能「POWER O.I.S」はFX40比で約2倍の補正効果を持ち、夜景や夜間の室内など暗い場面でも手ブレを抑制できる。最大ISO6400(高感度モード時)の高感度撮影と動き認識、それにこの光学式手ブレ補正を複合させた“トリプルブレ補正”も健在だ。
既存シリーズ製品に搭載されている「おまかせiAモード」も引き続き搭載されるが、本製品では最大7つのシーンを自動認識するほか、夜景の自動判別が可能となっており、フラッシュやシャッタースピードを自動制御できる。DMC-FX40から用意された個人認証機能も搭載するが、1名あたりの最大登録枚数が3枚に増加したことで検出精度の向上が図られている。
撮像素子は1/2.33型 有効1210万画素CCDで、背面液晶は2.7型(23万画素)。サイズは97.8(幅)×54.6(高さ)×26(奥行き)ミリ、約138グラム(本体のみ)。
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