32V型まで3D対応、ソニー「BRAVIA」の春モデル登場:新エンジンも搭載(2/2 ページ)
ソニーは1月20日、液晶テレビ“BRAVIA”の2011年春モデルとして、4シリーズ計13機種を発表した。スタンダードモデルまで“3Dレディー”となったほか、新映像エンジンの「X-Reality」、USB接続の外付けHDD録画対応など、見どころの多いラインアップに仕上げた。
ネットワーク機能も大幅拡充、スマートフォンからの操作も
ネットワークを活用するテレビ向けのアプリケーションも大幅に拡張した。これまでもビデオオンデマンドの「<ブラビア>ネットチャンネル」を提供していたが、新製品ではチャンネルの1つとして“Video On Demand powered by Qriocity”を追加。また、テレビ向けウィジェット「アプリキャスト」に「Twitter」が加わるほか、テレビ電話が行える「skype」、「<ブラビア>ポストカード」が進化した「ブラビアネットフォト」、テレビ番組で流れている楽曲をリモコンのボタン1つで検索できる「TrackID」などをあらたに採用した。
なお、skypeについては春をメドにファームウェアアップデートで対応する予定で、利用には専用のマイク内蔵コミュニケーションカメラ「CMU-BR100」を別途用意する必要がある。CMU-BR100の価格など詳細については、ソフトウェアアップデートの際に同社サイトで告知する予定だ。
iPhoneやAndroid搭載のスマートフォンでテレビを操作する「メディアリモート」も新しい。リモコンとしての基本機能を持つ「タッチリモコン」機能にくわえ、「Youtube」の動画を検索する際に手元のスマートフォンで文字入力を行うといったことも可能だ。
リモコンは、RF4CEベースの無線式「おき楽リモコン」が復活した(KDL-CX400シリーズは赤外線タイプ)。デザインは“ぶんちんリモコン”を継承しているが、背面にフェリカポートも備え、「Edy」「waon」といった電子マネーの残高照会や利用履歴の確認をテレビで行える。
EX720シリーズおよびEX72Sシリーズの概要は下表の通り。EX420シリーズとCX400シリーズについては別記事を参照してほしい(→「BRAVIA」のパーソナルモデル「EX420」は4色カラバリ、→充実のネット機能、新「BRAVIA」の廉価モデル「CX400」)。
EX720シリーズ
型番 | KDL-60EX720 | KDL-55EX720 | KDL-46EX720 | KDL-40EX720 | KDL-32EX720 |
---|---|---|---|---|---|
画面サイズ | 60V型 | 55V型 | 46V型 | 40V型 | 32V型 |
解像度 | フルHD | ||||
バックライト | LEDエッジタイプ | ||||
3D対応 | ○(別途3Dメガネが必要) | ||||
HDMI入力 | 4系統 | ||||
発売日 | 4月17日 | 3月13日 | |||
実売想定価格 | 43万円前後 | 31万円前後 | 25万円前後 | 19万円前後 | 16万円前後 |
EX72Sシリーズ
型番 | KDL-46EX72S | KDL-40EX72S | KDL-32EX72S |
---|---|---|---|
画面サイズ | 46V型 | 40V型 | 32V型 |
解像度 | フルHD | ||
バックライト | LEDエッジタイプ | ||
3D対応 | ○(別途3Dメガネが必要) | ||
HDMI入力 | 4系統 | ||
発売日 | 3月20日 | 3月27日 | |
実売想定価格 | 27万円前後 | 21万円前後 | 18万円前後 |
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