シャープ、簡単操作を追求した“AQUOSブルーレイ”3機種:ビデオデッキより簡単に
シャープは“AQUOSブルーレイ”の新製品として、簡単操作を追求した“かんたんシリーズ”3機種を発売する。いずれもシングルチューナーで、HDDを搭載しない「BD-D1」もラインアップ。
シャープは5月10日、Blu-ray Discレコーダー“AQUOSブルーレイ”の新製品として、“かんたんシリーズ”3機種を発表した。価格はいずれもオープンプライスで、店頭では500GバイトHDD内蔵型の「BD-H50」が7万円前後、320GバイトHDD内蔵型の「BD-H30」が6万円前後、HDD非内蔵型の「BD-D1」が5万円前後となる見込み。5月30日以降、順次発売する。
従来のビデオテープレコーダー感覚で、手軽に操作ができることを特長としており、本体に操作のしやすい大型のボタンを備えたほか、番組録画と再生操作を中心としたレイアウトの「かんたんリモコン」を採用した。かんたんリモコンには、同社独自の「ワンプッシュ文字拡大ボタン」を備えており、番組表や録画リストの小さな文字をボタン1つで拡大できる。
番組録画の予約操作も簡略化。連続ドラマなどの予約録画では、“毎週月曜日”や“月〜金”といった設定が不要となり、番組表の「毎回予約」を選択するだけで、電子番組表の情報から毎週予約または毎日予約が自動的に設定される。
3機種とも、地上/BS/CS110度デジタルチューナーを1基搭載したシングルチューナーモデルで、Blu-ray 3D再生やBDXLにも対応する。従来機にあたる「BD-HDS65」と比較して、BD読み込み時間を最速で約半分にした「高速BDドライブメカ」や、録画した番組をチャプターごとの小画面で一覧、シーンの編集が手軽にできる「モーションエディター」、番組表および録画リストなどを約1秒で起動できる「高速一発起動」などを備えた。
また、HDD内蔵型となるBD-H50およびBD-H30は、番組表からキーワード設定で自動的に録画できる「キーワード自動録画」や、HDDへDRモードで録画した番組を長時間モード(10倍まで)に変換してダビングする際、録画時間の約半分の時間で行える「高速トランスコードダビング」を搭載する。
いずれも、HDMI出力は1系統で、そのほか映像入力×1、アナログ音声入力×1、デジタル光音声入力×1、LAN(100BASE-TX/10BASE-T)×1を備える。本体サイズは、3機種とも430(幅)×58(高さ)×238(奥行き)ミリで、重量はBD-H50およびBD-H30が約3.2キロ、BD-D1が約2.6キロ。
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