ホーム画面をカスタマイズ、スマートビエラの2013年モデルが登場
パナソニックは“スマートビエラ”の新製品として、ミドルレンジに位置する「DT60シリーズ」およびスタンダードモデルの「E60シリーズ」を3月上旬から順次発売する。
パナソニックは2月12日、“スマートビエラ”の新製品として、ミドルレンジに位置する「DT60シリーズ」およびスタンダードモデルの「E60シリーズ」を発表した。3月上旬から順次発売する。
シリーズ名 | DT60シリーズ | E60シリーズ | |||
---|---|---|---|---|---|
型番 | TH-L55DT60 | TH-L47DT60 | TH-L42DT60 | TH-L50E60 | TH-L42E60 |
画面サイズ | 55V型 | 47V型 | 42V型 | 50V型 | 42V型 |
価格 | オープンプライス | ||||
発売時期 | 4月下旬 | 3月上旬 | 4月下旬 | 3月上旬 |
いずれも狭額縁のメタル&グラスデザインを採用したスタイリッシュな液晶テレビ。DT60シリーズはIPS液晶パネルを採用し、倍速駆動とバックライトスキャンを組み合わせて16倍速相当の動画表示性能を実現したという。偏光方式の3D表示にも対応する。一方のE60シリーズはVA方式の液層パネルを採用している。
両モデルともダブルチューナーを搭載し、USB外付けHDD(別売)を接続すれば裏番組録画が可能だ。またネットワーク機能も充実。無線LANを内蔵し、各種VoDサービスや、DLNA/DTCP-IPの「お部屋ジャンプリンク」(サーバ/プレーヤー機能)、スマートフォンからテレビを操作できる「VIERA remote2」などをサポートした。
VIERA remote2は、スマートフォンで撮影した動画や写真、WebサイトのURLなどをワンタッチでテレビに転送して大画面で楽しめる「Swipe&Share」機能、スマートフォンで選択したコンテンツをテレビに映し出す「リモートプレイ」といった機能を新たに用意している。
カスタマイズ自由な「マイホーム」搭載
さらに新機能として、テレビをつけたときに最初に表示される画面(ホーム画面)をカスタマイズできる「マイホーム」機能を用意した。マイホーム機能では、録画一覧や裏番組、天気予報、インターネットサービス「ビエラ・コネクト」など、表示するコンテンツを登録可能。壁紙を好みの写真にすることもできる。画面の切り替えはリモコンの「ホーム」ボタンを押すだけ。家族それぞれが自分専用のホーム画面を持つこともできる。
また、あらかじめ用途別に登録する要素をまとめた4種類のホーム画面を用意。これには、テレビ番組が全画面表示される「テレビフルスクリーン」、画面を分割して裏番組なども表示する「テレビのホーム」、天気予報やメモなどを設定できる「くらしのホーム」、よく見るWebサイトを一覧表示する「ネットのホーム」が含まれる。
両モデルとも、HDMI入力は3系統(HDMI 1はARC対応)。ほかにD4映像入力、コンポジットビデオ入力、光デジタル音声出力、LAN端子、SDカードスロットなどを備えている。
関連記事
- 有機ELにスマートテレビ、そして注目の新技術――2013 International CES総括(2)
「2013 International CES」では、ソニーやパナソニックが大きな存在感を示した。4Kテレビの動向を追った前編に続き、後編では有機ELテレビや麻倉氏が注目した最新技術について解説してもらおう。 - 感性に訴えるLEDシーリングライト、パナソニックが発表
照明を変えると、気分も変わる。パナソニックは、新たに「感性工学」を採り入れて開発したLEDシーリングライト4機種を発表した。 - パナソニックはTVだけの会社じゃない――津賀一宏社長講演
北米ではテレビメーカーとしてのイメージが強いパナソニックが、いかにそのイメージから脱却できるか。津賀一社長の基調講演では、6つのポイントを挙げて丁寧な説明が行われた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.