テレビもカラダもスマートに、三菱“リアル”がタニタの体組成計と連携
三菱電機は、8月下旬に発売するBlu-ray Discレコーダー搭載テレビ「REAL」(リアル)「BHR4シリーズ」、タニタの体組成計とBluetoothで連携する機能を搭載した。
三菱電機は、8月下旬に発売するBlu-ray Discレコーダー搭載テレビ「REAL」(リアル)「BHR4シリーズ」2機種に、タニタの体組成計やNTT西日本の「光BOX+」と連携する機能を搭載する。
体組成計との連携は、タニタが昨年発売したBluetooth搭載の体組成計“インナースキャン”「BC-505」と組み合わせて使用する。BC-505で計測した体重、体脂肪率、筋肉量、BMIなど8項目のデータをBluetoothで転送、テレビ画面に表示できるほか、体重と体脂肪率に関しては、テレビの内蔵HDDに蓄積することも可能だ。
三菱電機では、「体組成計のデータ管理は、PCや携帯電話に記録する方法が主流。しかし、高齢者などにはPCはハードルが高く、テレビのような身近な機器で健康管理したいというニーズが高まっている」と指摘。今回の連携機能では、設定さえ行っておけば体組成計に載るだけで計測データが自動転送される仕組みにした。
テレビはデータを受信したことを画面にアイコンを表示して知らせ、計測データを表示。内蔵HDDには最大4人分の計測データが蓄積できるため、家族の健康管理に役立つという。今後は三菱電機系列の地域家電店(三菱電機ストア)を中心に、初期設定などを含めたテレビと体組成計のセット販売も行う。また将来的には、タニタが運営する会員制ヘルスケアエンタテイメントコミュニティ「タニタ健康くらぶ」のサービスと連動できる仕組み作りも検討するという。
一方の「光BOX+」は、6月に登場したAndroidベースの家庭用セットトップボックスだ。BHR4シリーズとHDMI接続した状態で、テレビのBDドライブに音楽CDを入れると、フェイスの「FaRao LINK」技術により、テレビ画面に歌詞やアーティスト関連情報が表示される。
光BOX+との連携は、春に発売した上位モデル「LSR4シリーズ」で実現しており、今回は対象機種を増やしたかたち。三菱では、体組成計や光BOX+との連携機能を今後、リアルの「BHRシリーズ」「LSRシリーズ」の両シリーズに搭載していく方針だ。
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