ドライブカメラ機能を新搭載、進化したSSDナビ「ゴリラEye」
パナソニックは背面カメラユニットを搭載した「ゴリラEye(アイ)」など5製品を発表した。ドライブカメラ機能など、新たな利用シーンを提案する。
パナソニックは8月6日、SSDポータブルカーナビゲーション「ゴリラ」の新製品として、新たに背面カメラユニットを搭載した「CN-GP737VD」など5機種を発表した。カメラ搭載モデルは「ゴリラEye(アイ)」と命名され、ドライブカメラ機能など新たな利用シーンを提案する。ゴリラEyeは12月上旬、そのほかの4機種は9月20日に発売予定だ。
カメラユニットは、専用コネクターで本体と接続。エンジンの始動に連動し、車両前方の交通状況やドライブ中の風景を録画する。動画はAVIファイルとして付属の8GバイトmicroSDメモリーカードに録画され、ナビゲーション本体の画面やPCで再生できる。録画モードは2種類あり、高画質モード(1280×720ピクセル、27.5フレーム)なら約2時間、標準モード(640×320ピクセル、13フレーム)なら約14時間の録画が可能だ。基本的に上書き録画となるが、上書きされない領域に移動することもできる。
新ラインアップは、全機種で7V型のワイドVGA液晶ディスプレイと16GバイトのSSDを内蔵し、HDDタイプカーナビゲーションと同等のデータベースを収録している。「GPS」「ジャイロ」「準天頂衛星みちびき」の3つの情報を利用して現在地を測位する高精度測位方式「トリプル精度」を採用し、ビル街や高架下など、とくに都市中心部での「測位精度」が向上したという。このほか、約100冊分のガイドブックデータ内蔵やスマートフォン専用アプリ「おでかけナビサポート ここいこ♪」にも対応する。
各モデルの主な違いは、販売ルート(カー用品、家電)と電源(24ボルト車にも対応、12ボルト車のみ)、そして 「道路マップ無料更新」および「FM-VICS」のサポート(CN-GP737VD、CN-GP735VD、CN-SP735VL)となっている。
型番 | CN-GP737VD | CN-GP735VD | CN-GP730D | CN-SP735VL | CN-SP730L |
---|---|---|---|---|---|
カメラユニット | あり | なし | |||
ディスプレイ | 7V型(ワイドVGA) | ||||
内蔵SSD | 16Gバイト | ||||
販売ルート | カー用品ルート | 家電ルート | |||
電源 | 12/24ボルト車対応 | 12ボルト車対応 | 12/24ボルト車対応 | 12ボルト車対応 | |
FM VICS | あり | なし | あり | なし | |
価格 | オープン | ||||
発売時期 | 12月上旬 | 9月20日 |
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