「秋のヘッドフォン祭 2013」で気になった“参考展示”:秋のヘッドフォン祭 2013(5/5 ページ)
恒例「秋のヘッドフォン祭 2013」が、10月26日と27日の両日、「スタジアムプレイス青山」で開催された。最新アイテムからネタ的な技術展示まで、参考展示の数々をチェックした。
歴史的&ネタ的な参考展示
ヘッドフォン祭はあくまでも“お祭”だ。したがって、最新の製品ばかりではなく、いろいろと趣向を凝らした展示も存在する。
例えばパイオニアブースで見つけたのは、レトロなデザインが格好いい2つの大型ヘッドフォン。それもそのはず、1961年に発売された「SE-1」と「MONITOR-10」という正真正銘の古い製品だった。資料的な意味を含めての「参考展示」だ。
一方、アユートブースにはスワロフスキーでデコられた「AK100」と、チタンの外装に身を包んだ「AK120」が登場。どちらも「作ってみた」(同社)というノリで、市販の予定はない。
参考展示ではないが、会場の通路で「SAFE LISTENING」を呼びかけるポスターを見つけた。このキャラクター、どこかで見たような……。
……と思ったら、「FitEar」(フィットイヤー)のカスタムIEM「MONETー萌音ー」のイメージキャラクター、坂本萌音さん(ギター初心者)だった。さっそく同社ブースをたずねると、ポスターだけではなく、英語や韓国語など数各国語のチラシも用意されている。実は、同社が業界内に呼びかけ、安全にイヤフォン/ヘッドフォンで音楽を楽しむための「SAFE LISTENING」活動を展開しているという。
そして「SAFE LISTENING」とは関係なく、「ねんどろいど」っぽいフィギュアも展示されていた。もちろん市販品ではない。須山歯研が自社の持つ技術力を結集して作った“手彫り”だとか。それもすごい。
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