アイ・オー、「CDレコ」のスマホアプリをアップデート、音楽CDの作成が可能に:スマートフォンで音楽CDを作れる!
好みの曲だけを集めたCDを作ると言えば、どういう機器を使うだろうか? パソコンだろうか? コンポだろうか? アイ・オー・データ機器はAndroidスマートフォンに蓄積している音楽ファイルから音楽CDを作れるようにする。
アイ・オー・データ機器は2014年7月1日、同社が4月から販売している「CDレコ」の専用Androidアプリをアップデートすると発表した。アップデート時期は7月下旬を予定している。
CDレコはAndroid機器に接続することで、直接音楽データの取り込みを可能にする光学ドライブだ。今回のアップデートでは、取り込んだ楽曲データを使って音楽CDの作成を可能にする。音楽CDの作成に使える音源は「CDレコ」アプリを使って取り込んだものに限る。CDに書き出すときには、楽曲ごとの音量レベルの違いを補正し、同じ音量に聞こえるように補正することもできる。
音楽データ取り込みの機能も強化する。従来は取り込み時の音質として、AACの「高音質(256kbps)」「標準(128kbps)」「長時間(96kbps)」しか選べなかったが、AACの320kbpsで取り込む「高音質2」モードを追加する。
さらに「ロスレス圧縮」モードも用意する。これは、FLAC Level5による取り込みになる。取り込んだ音楽データの保存先として、機器内蔵のフラッシュメモリだけでなく、microSDカードも選択できるようになる点も特徴だ。
曲情報を取得するデータベースは、新バージョンからGracenoteに変更する。従来使っていたデータベースよりも曲情報が多く、ほとんどのCDの曲情報を取得できるようになる。
アイ・オー・データ機器は今後もCDレコの機能拡張を続けていくとしている。
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