夏場も熱くない!? 室温に応じて温風をコントロールするドライヤー、パナソニックから
パナソニックは、ヘアドライヤーの新製品「EH-NA96」を9月に発売する。室温に応じて風温をコントロールする「インテリジェント温風モード」を搭載。
パナソニックは7月22日、ヘアドライヤーの新製品「EH-NA96」を発表した。室温に応じて風温をコントロールする「インテリジェント温風モード」を搭載。室温の高いときは熱さを低減しつつ、しっかり髪を乾かすことができるという。
同社のユーザーアンケート調査では、ドライヤーを使用する時間は夏が短く、冬は長かったという。夏は「低温モード」の使用頻度も高く、冬が19%だったのに対して夏は52%。さらに夏に髪を乾かすことについて、約40%の人が「温度が熱いのでどうにかしたい」と回答したという。しかし一方で低温モードを使うと「乾燥時間が遅くなる」という不満も生じていた。
このため新製品では、ドライヤー本体に周囲の温度を測定するセンサーを搭載し、室温に応じて温風の温度を段階的に変化させる仕組みにした。例えば室温が18度のときは約110度の温風が出るが、室温が30度になると温風を約60度にする。熱さを抑えながら髪の乾燥時間も短縮できるという。
消費電力は1200ワット(ターボ時)。風量は約1.3立方メートル/分。また「ナノイー」と2つの「ミネラルマイナスイオン」発生器も搭載し、ブラッシングによる毛先のダメージを抑えるという。
本体サイズは、228(高さ)×206(幅)×87(奥行き)ミリで、重量は約585グラム(セットノズル含まず)。カラーバリエーションは、ビビッドピンク、ピンクゴールド、ホワイトの3色となっている。
「EH-NA96」は9月1日に発売予定。価格はオープンプライスだが、店頭では1万9000円前後(税別)になる見込みだ。
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