部屋の隅までブラシが届く! 東芝のロボット掃除機「TORNEO ROBO」:ゴミ捨ての手間も省きます
東芝ライフスタイルは、ロボット掃除機“TORNEO ROBO”の新製品3機種を発売する。フェミニティ連携機能を搭載したモデルや集塵機能付き充電台でゴミ捨ての頻度を抑えるモデルも用意する。
東芝ライフスタイルは、ロボット掃除機“TORNEO ROBO”の新製品として、「VC-RCX1」など3機種を9月上旬から順次発売する。従来よりもサイドアームブラシを延ばし、部屋の隅にたまりやすいゴミの集めやすくしたほか、集塵機能付き充電台でゴミ捨ての頻度を抑えるモデルも用意した。
円形の薄型ボディーに2本の“サイドアームブラシ”を備えたロボット掃除機。サイドアームは従来機に比べて24ミリ長くなり、ブラシの回転軸も外側にしたことで、壁際のゴミを取り除きやすくなった。またゴミがたまりやすい部屋に隅に来ると約3秒停止して本体を左右に動かし、入念に掃除する仕組み。これにより、ゴミを99%取り除く(同社検証による)という。
本体には赤外線や超音波によるセンサーを計27個搭載。障害物や壁、隅の位置を検知し、70以上の行動パターンから適切な動きを選んで掃除する。超音波センサーにより、赤外線センサーでは検知しにくいガラスや黒っぽい家具なども確実に検知するという。内蔵のリチウムイオンバッテリーは、充電回数約1100回の長寿命設計。1日1回掃除しても約3年間は交換不要だ。
上位2機種には、吸引機構を搭載した新開発の充電台「ダストステーション」が付属する。ダストステーションは、ロボット掃除機が充電台に戻るたびに、集めてきたゴミを吸い取り、ステーション内のダストボックスにためる仕組み。約1カ月はゴミ捨てが不要で、かつロボットクリーナーの集塵力も落ちないという。
「VC-RCX1」は、カメラとBluetooth 2.1の通信機能を備え、同社のホームiTシステム「フェミニティ」と連携する最上位モデルだ。スマートフォンから操作すると、製品に付属する「フォトポインター」を置いた場所に移動して撮影する。これにより外出中でも留守宅の様子が把握できる。画像は指定した方向のみのワンショット撮影のほか、360度旋回しながら撮影するパノラマ撮影などが選べる。撮影した画像は、「東芝フェミニティ倶楽部」のサーバを介してスマートフォンなどで確認できる。なお、「フォトポインター」は3台まで増設できる(別売、税別4700円)。
このほか、カメラや通信機能を持たない「VC-RVD1」、通常の充電台が付属する「VC-RV1」の3機種をラインアップ。いずれも掃除性能は変わらない。
型番 | VC-RCX1 | VC-RVD1 | VC-RV1 |
---|---|---|---|
カメラ&フェミニティ連携 | ○ | なし | |
付属充電台 | 自動集塵機能付き「ダストステーション」 | 充電台 | |
外形寸法 | 350(幅)×350(奥行き)×87(高さ)ミリ | ||
本体カラー | グランホワイト | メタリックグレイ、グランレッド、グランホワイト | メタリックグレイ |
発売時期 | 9月上旬 | レッドは9月上旬、グレイは10月、ホワイトは11月 | 9月上旬 |
実売想定価格(税別) | 12万円前後 | 9万円前後 | 7万5000円前後 |
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