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バッファロー、SeeQVaultに対応した録画用のUSB外付けHDDを発売
バッファローは、SeeQVaultに対応した録画用のUSB外付けHDD「HD-AVQU2/Vシリーズ」3機種を発売する。
バッファローは11月27日、SeeQVaultに対応した録画用のUSB外付けHDD「HD-AVQU2/Vシリーズ」3機種を発表した。11月下旬に出荷を開始する予定で、価格は3Tバイト版が2万6600円、2Tバイト版が2万2100円、1Tバイト版は1万7600円(すべて税別)。
筐体(きょうたい)はファンレス動作が可能なエアフロー設計と防振設計で静音化を図り、動作音はわずか16dBを実現した。HDDもテレビ録画に最適化されたものを使用し、24時間の連続録画にも耐えられるという。また、テレビやレコーダーの電源に連動して無駄な待機電力をカットする。
本体サイズは120(幅)×40(高さ)×200(奥行き)ミリ。重量は870グラム。2メートルのUSBケーブル、ACアダプター、取扱説明書などが付属する。
SeeQVaultは、フラッシュメモリやHDDなどのストレージ向けの新しいコンテンツ保護技術。対応するテレビやレコーダーで録画した番組を、別の対応テレビやレコーダーにつないでも再生できる環境を目指しているが、現状ではメーカーをまたぐ再生互換性は確保できていない(→関連記事)。「HD-AVQU2/Vシリーズ」の対応機器は、パナソニック製のテレビとBDレコーダー、および東芝製BDレコーダーの対応モデル。
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