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球形の「Q」?――パナソニックから扇風機&サーキュレーターの“創風機”が登場
パナソニックは、扇風機とサーキュレーターの機能をあわせ持つ球形の送風機「Q」(キュー)を発表した。空気の“誘引”(ゆういん)を利用して、吸気口から吸い込んだ空気を約7倍の風量にするという。
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パナソニックは4月3日、扇風機とサーキュレーターの機能をあわせ持つ球形の送風機「Q」(キュー)を発表した。空気の“誘引”(ゆういん)を利用して、吸気口から吸い込んだ空気を約7倍の風量にして送り出す「創風機」(同社)。「クリスタルレッド」「シャンパンゴールド」「パールホワイト」の3色を5月20日に発売する。価格はオープンで、店頭では4万円前後になる見込みだ。
高さ約25センチ(スタンド含まず)のコンパクトな球形ボディーは、誘引気流の特性を最大限に発揮するためのもの。DCモーターとファンで吸気口から取り込んだ空気を高圧化し、高速の“噴出気流”として送り出す。すると、吹き出し口周辺の空気を巻き込み(=誘引)、風量は約7倍に増すという。サーキュレーターとして利用した場合、直線的でパワフルな風により、空間全体の空気を効率よく攪拌(かくはん)する。
また扇風機として利用する際は、「1/fゆらぎ」で自然に近いゆらぎのある風を実現。体の冷やしすぎを防ぎ、風に長時間あたっても疲れにくいという。ボール状のフォルムは、省スペースで送風方向を自由に選べるが、首振り機能などは搭載していない。風量設定は5段階。就寝時に便利な「切タイマー」(1時間、3時間)も備えた。
外形寸法は、250(幅)×250(奥行き)×277(高さ)ミリ。重量は約2.1キログラム。電源はACアダプターとなっている。
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