あなたの好みの“ちょんまげ”はどっち? ヘッドフォン祭で聴き比べ:特性イヤーチップをプレゼント
ヘッドフォン祭の音茶楽ブースで、“ちょんまげ”デザインのカナル型イヤフォンを試聴できる。
5月16〜17日に東京・中野で開催中の「春のヘッドフォン祭2015」。初日となった16日はすっきりしない天気ではあったが、多くのポータブルオーディオファンで朝からにぎわいを見せていた。そんな中、思わず2度見してしまうようなインパクトのある名前のカナル型イヤフォンを展示していたのが音茶楽ブースだ。
その名も「ちょんまげ1号」と「ちょんまげ2号」。既報の通り、ダイナミック型ドライバーを使って音漏れ特性と遮音性を大幅に改善する「ちょんまげプロジェクト」の一環として今回プロトタイプを参考展示している。
同じく2号。テレビアニメ「WHITE ALBUM2」より、ハイレゾ音源の「SOUND OF DESTINY Live at Campus Fes (TVanime ver.)」で聴き比べした結果、筆者は2号に投票
ハウジング部をちょんまげのようなデザインにしたことが名前の由来だという。ちょんまげ1号と2号は外観、本体サイズ、重量などは同じだが、内部構造がやや異なる。まだ開発段階であるため製品の詳細は明かされなかったが、音茶楽 代表取締役 山岸亮氏は「今回1号と2号をいろんな方に試聴していただいて、ぜひご意見を聞きたい。どちらの音が好みか、価格帯はどの辺りが妥当かなどのアンケートを取り、それを踏まえて今後の開発に生かします」とコメントした。ハイレゾ対応については「まだ何も決まっていませんが、弊社の製品は構造的にハイレゾ対応しやすくなっているため、検討はします」と回答。
国内では音茶楽とTTRが独占販売しているイヤーチップ「SpinFit」は、耳の形に合わせて根元が曲がるため、高音が抜けていくのが特徴だという。音茶楽ブースでアンケートに答えた人は、SpinFit(4個入り)がもらえる。数量限定なので、ゲットしたい人は早めに足を運んでみるといいだろう。
関連記事
- 今年は“高級機”に注目!? 「春のヘッドフォン祭2015」が開幕
「春のヘッドフォン祭2015」が、5月16日に東京・中野の「中野サンプラザ」で開幕した。今回は、Astell&kernブランドの新しいハイレゾ対応プレイヤー「AK380」など高級機が増えた印象だ。 - 春のヘッドフォン祭に行くと“ちょんまげプロジェクト”を体験できる
音茶楽は、音漏れや遮音性を大幅に改善したという新しいカナル型イヤフォンのプロトタイプをヘッドフォン祭で展示する。 - 音茶楽のハイレゾ対応カナル型イヤフォン「Donguri-鐘(SYOU)HAGANE ver.」、6月26日に発売
音茶楽(おちゃらく)“茶楽音人(さらうんど)”シリーズのカナル型イヤフォン「Donguri-鐘(SYOU)HAGANE ver.」が6月26日に発売される。ヘッドフォン祭で試聴可能。 - ハイレゾ対応のどんぐり? 音茶楽からカナル型イヤフォン「Donguri-楽(RAKU)」
音茶楽(おちゃらく)は、新ブランド「“茶楽音人(Surround)”」を立ち上げ、第1弾としてカナル型イヤフォンの「Donguri-楽(RAKU)」を発売する。ヘッドフォン祭で視聴できる。 - 外耳道の長さに合わせて選べるカナル型イヤフォン――音茶楽「Flat4」に“弐型”が登場
音茶楽(おちゃらく)はカナル型イヤフォンの新製品「Flat4-玄弐型(KURO Type II)」および「Flat4-緋弐型(AKA Type II)」をヘッドフォン祭に出品する。個人差のある“外耳道”の長さに着目した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.