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2016年春に発売決定――ソニー“Life Space UX”の「ポータブル超短焦点プロジェクター」とは?IFA 2015(3/3 ページ)

ソニーの「Life Space UX」は、“空間そのもの”を活用してさまざまなユーザー体験を実現するコンセプトの製品群だ。これまでにも「超短焦点4Kプロジェクター」や「LED電球スピーカー」が話題になったが、来年春に仲間が増えることになった。ソニーブースの活用事例を中心に紹介していこう。

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食卓を彩る「シンフォニックライトスピーカー」


こちらは、「シンフォニックライトスピーカー」。コンセプト的には「LED電球スピーカー」に似ているが、こちらはバルブではなくライト装置そのもののとなっている。周辺全体に音が広がるので、このように人の輪の中心に配置することで効果的に利用できる。バッテリー駆動も可能なので、長時間でなければ配線も必要ない

 もう1つ、2016年春に投入予定の「シンフォニックライトスピーカー」は、バッテリー駆動が可能なスピーカーライト。「LED電球スピーカー」とは異なり、製品がライト装置そのものを構成しており、本体をテーブルなどに設置するだけで利用できる点が特徴だ。ライト部分の周囲を被うガラス全体がスピーカーとなっており、周囲全体に音を出力できる。テーブルの中央に設置すれば周囲にいる全員が音を楽しむことができる。またバッテリー駆動のため、電源ケーブルも必要なし。あまり長時間の連続利用はできないとのことだが(詳細なスペックは現在調整中)、食卓やちょっとした歓談を楽しむには十分な水準にはなりそうだ。

 このほか、「ポータブル超短焦点プロジェクター」や「シンフォニックライトスピーカー」の技術をベースにしたコンセプト展示が、Life Space UXの展示スペースでは行われていた。興味ある方は、ぜひチェックしてみてほしい。

ほかにも「ポータブル超短焦点プロジェクター」をベースにしたコンセプトモデルの展示もあった。天井にプロジェクターを配置することで、寝ながら映画や環境映像を楽しむことが可能


同じく「ポータブル超短焦点プロジェクター」を用いたコンセプト展示。壁にカレンダーと付箋紙を投影しているが……

表示データはスマートフォンと連携しており、例えばメモを書き込むことでその内容がすぐ壁の付箋紙に反映される

このとおり


こちらも「ポータブル超短焦点プロジェクター」の技術をベースにしているが、ハンドジェスチャーによる投影した画像の操作が可能となっており、筐体形状も異なっている。例えば、食卓にインタラクティブコンテンツを投影しておくことで、子供がテーブルで落ち着いて食事をしないときでも、飽きさせずに注意を食卓に向けることができるという


同じくジェスチャー操作可能なプロジェクターを組み合わせた提案例。作業デスクに情報を投影することでニュースをチェックしたり、書類や写真を簡単に整理できる。机正面にある植物の入ったガラスの器はLEDライトとスピーカーの両方を兼ねている

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