ニュース
「ハイエンドへのエントリー」――STAXからイヤースピーカーシステムの低価格モデル「SRS-3100」が登場:手が届くかも
スタックスは、静電型イヤースピーカーシステム「SRS-3100」を発表した。同社製静電式ヘッドフォンの低価格モデルにあたり、同社では「ハイエンドのエントリー」と位置付けている。
スタックスは、静電型イヤースピーカーシステム「SRS-3100」を発表した。同社製静電式ヘッドフォンの低価格モデルにあたり、同社では「ハイエンドのエントリー」と位置付けている。希望小売価格はドライバーユニットがセットになって7万2900円(税込)。4月中旬に発売する予定だ。
プッシュプル・エレクトロスタティック(静電型)の長円形発音体を搭載したイヤースピーカー「SR-L300」と専用ドライバーユニット「SRM-252S」のセット。静電容量は110pF9(付属ケーブル含む)で、再生周波数帯域は7〜4万1000Hzとハイレゾ帯域までカバーする。「厳選した振動膜と共振の少ない強じんな電極を採用し、解像力とバランスに優れた音を実現した」という。
イヤーパッドには人工皮革を採用。ヘッドパッドの高さ調整は無段階スライド構造とし、ストレスの少ない使用感を実現したとしている。ヘッドフォン部分の重量は448グラム(付属のケーブルを含む)。なお、SR-L300は単体販売(税込4万3200円)も行う。
ドライバーユニットは、「SRS-2170」に組合わせていたもの。入力がアナログRCAのみのシンプルな構成で、ほかにパラレルアウト端子を備えている。電源は付属のACアダプター。外形寸法は132(幅)×38(高さ)×132(奥行き)mm。重量は540g。
関連記事
- 手は出ないけど気になる――“ハイエンド”の世界に迫る
「秋のヘッドフォン祭り2015」では世界中のオーディオブランドが東京・中野に集結した。オーディオショウの醍醐味(だいごみ)といえば、普段は聴けないハイエンドモデルも試聴できることだろう。 - “平面”が高級ヘッドフォン市場を変える? OPPO、FOSTEX、HiFiMANのブレークスルー
フジヤエービック主催の「春のヘッドフォン祭 2014」が5月10日に開幕した。今回も多くの新製品が登場しているが、中でも注目は“平面振動板”を採用した高級ヘッドフォンだろう。 - “すっきりしたリビング”の夢をかなえる平面スピーカー
あらゆるAVデバイスが薄型になっていく中で、スピーカーだけが取り残されている。さまざまな研究は進んでいるが、音がチープだったりといまひとつ本格普及には至っていない。そんななかで、北欧からなかなか面白い平面スピーカーが登場した。 - 自分にピッタリのヘッドフォンを選び出す――オーバーヘッド編
ヘッドフォン/イヤフォン売り場は相変わらず盛況のようだ。耳全体を覆うオーバーヘッド型ヘッドフォンを選ぶ際の“3つのポイント”と、価格帯別のオススメ製品を紹介しよう。 - STAX、30周年記念のオープンエアーヘッドフォン「SR-404」限定版
スタックスがオープンエアータイプのステレオヘッドフォン「SR-404 LIMITED」を発表。「SR-404」をベースとした特別仕様モデルだ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.