テレビの前に置きやすい、ソニーから薄型サウンドバーが登場
ソニーは、ハイレゾ音源再生と薄型デザインを両立させたホームシアターシステム「HT-NT5」を5月21日に発売する。
ソニーは4月7日、ハイレゾ音源再生や4K HDRバススルーに対応した2.1chサウンドバー「HT-NT5」を発表した。価格はオープンプライス。市場想定価格は8万円前後(税別)で5月21日に発売する予定だ。
バースピーカーとワイヤレスサブウーファーの2ピースで構成されるホームシアターシステム。バースピーカーは、高さを58mm(グリル非装着時)まで薄型化を実現。テレビの前にも設置しやすく、インテリアにも馴染むデザインを目指した。テレビ台への設置のほか、付属の壁掛けブラケットを使用した壁掛けにも対応する。
天面にトップツイーター(14mmソフトドーム型)とウーファー(60mmコーン型)、正面にフロントツイーター(14mmソフトドーム型)を縦一直線にレイアウト。各スピーカーユニットから出る音のズレやバランスを補正、信号処理で時間軸調整などをした上で、各ユニットをデジタルアンプ「S-Master HX」で独立駆動させる仕組みだ。
ワイヤレスサブウーファーは、160mmコーン型バスレフタイプでΣ(シグマ)型磁気回路を採用。「ひずみが少なく力強い低音を再生できる」(同社)。
Wi-Fi機能を内蔵し、スマホアプリ「SongPal」から操作可能。ホームネットワーク内にある複数のスピーカーから同じ音楽を再生できる「ワイヤレスマルチルーム」に対応している。また、6月のソフトウェアアップデートで新機能「ワイヤレスサラウンド」に対応予定。別売の「h.ear go」(SRS-HG1)などワイヤレスサラウンド対応スピーカーをリアスピーカーとして組み合わせると、より臨場感のあるリアルサラウンドを体感できるという。
ハイレゾ音源再生は、リニアPCMの最大192kHz/24bit(WAV、AIFF、FLAC、ALAC)および5.6MHzまでのDSDをサポート。ただし、DSDはPCM変換となっている。
インタフェースは、HDMI入力×3、光デジタル音声入力×1、アナログ入力×1、HDMI出力×1、USBポート×1、有線LAN×1。BluetoothとNFCにも対応し、スマートフォンなどの対応機器からワイヤレス再生が楽しめる。コーデックはLDAC、SBC、AACをサポート。
本体サイズと重量は、バースピーカーが1080(幅)×127(奥行き)×58(高さ)mm、約3.8kg。サブウーファーが190(幅)×386(奥行き)×382(高さ)mm、約8.1kg。ワイヤレスリモコン(RMT- AH240J)、HDMIケーブル、フロントグリル、壁掛け用ブラケット×2、ネジ×2、グリル脱落防止用フック×2、単四形乾電池×2が付属する。
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