レビュー
待望の“ストリートフォト一眼”「LUMIX GX7 Mark II」はどこが進化した?(3/3 ページ)
“大人のマイクロフォーサーズ”として開発された「LUMIX GX7」の後継モデルとして、「LUMIX GX7 Mark II」が登場。ちょっと大ぶりだった「LUMIX GX8」とは異なり、GX7とほぼ変わらない大きさに最新のスペックを搭載している。
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LUMIX GX7 Mark IIで撮影した作例
オートでキットレンズLUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.の広角端と望遠端で撮影。色が若干くすんでいるのは天候のせい。このボディーにこのパンケーキズームはもの足りないかも
オート(F8、1/500秒)、ISO200、レンズ:LUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.、焦点距離:24mm相当。小田原の石垣山一夜城にて。オートで風景モード
オート(F5.6、1/60秒)、ISO3200、レンズ:LUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.、焦点距離:64mm相当。キットレンズの薄型ズームでホットケーキを。もうちょっと寄れるとうれしかったか。店内が暗くISO3200まで上がったがノイズがよく抑えられていてすばらしい
オート(F3.5、1/60秒)、ISO250、レンズ:LUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.、焦点距離:24mm相当。LUMIX G VARIO 12-32mmの良さはなんといってもコンパクトさ。薄くて携帯しやすく撮りたいときにすっと撮れる
オート(F5.6、1/125秒)、ISO200、レンズ:LUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.、焦点距離:64mm相当。LUMIX G VARIO 12-32mmの望遠側でポートレートを。オートで撮影。色や露出のバランスがいい
オート(F5.6、1/80秒)、ISO320、レンズ:LUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.、焦点距離:64mm相当。小雨が降ってきたので屋根の下で
絞り優先オート(F1.7、1/100秒)、ISO200、レンズ:LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.、焦点距離:30mm相当。もう1つのキットレンズがLEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.。30mm相当とキットレンズとしては広角気味だが、クオリティも高くスナップ用によい。キリッとした五月人形を絞り優先で。AFは顔検出。
絞り優先オート(F1.7、1/1300秒)、ISO200、レンズ:LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.、焦点距離:30mm相当。ローアングルで。F1.7と明るいレンズだが、瞳AFが働くとちゃんと目にフォーカスを合わせてくれる
オート(F2.0、1/640秒)、−0.33EV、ISO200、レンズ:LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.、焦点距離:30mm相当。LEICA DG SUMMILLUX 15mmでオートで撮影。一瞬を切り取るのにこのレンズはよい
絞り優先オート(F5.6、1/1300秒)、ISO200、レンズ:LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.、焦点距離:30mm相当。LEICA DG SUMMILUX 15mmで風景を。やはりパンケーキズームとは周辺部の画質や全体の解像感が違う。ローパスレスの良さを味わうならレンズは大事
絞り優先オート(F1.7、1/1600秒)、+0.66EV、ISO200、レンズ:LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.、焦点距離:30mm相当。モニターを開き、地面すれすれのアングルで参道を歩く人をぼかして狙ってみた。マイクロフォーサーズとはいえF1.7ならこのくらいのボケを楽しめる
絞り優先オート(F1.7、1/25秒)、ISO200、レンズ:LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.、焦点距離:30mm相当。モニターを開き、ぶら下がる鯉のぼりを下から狙ってみた。15mm F1.7は手ブレ補正を持たないレンズだが、ボディー内手ブレ補正のおかげで気楽に撮れる
オート(F2.8、1/5000秒)、ISO200、レンズ:LUMIX G VARIO 35-100mm / F4.0-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.、焦点距離:200mm相当。ハイエンド望遠ズームレンズLUMIX G VARIO 35-100mmで駒沢給水塔を。シャッター方式をオートにしておくと1/4000秒を越えた時点で自動的に電子シャッターに切り替わる
絞り優先オート(F2.8、1/400)、ISO200、レンズ:LUMIX G VARIO 35-100mm / F4.0-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.、焦点距離:200mm相当。LUMIX G VARIO 35-100mmの望遠端でポートレートを
絞り優先オート(F2.8、1/3200秒)、ISO200、レンズ:LUMIX G VARIO 35-100mm / F4.0-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.、焦点距離:200mm相当。木で作られたシカ(?)。背景は海。100mmで前後をぼかしてみた。やはりこのクラスのレンズはクオリティも高く気持ちよく使える
絞り優先オート(F3.5、1/3200秒)、-0.66EV、ISO200、レンズ:LUMIX G VARIO 35-100mm / F4.0-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.、焦点距離:200mm相当。LUMIX G VARIO 35-100mmの望遠端で小田原城と新幹線を
絞り優先オート(F2.8、1/4000秒)、-1EV、ISO200、レンズ:LUMIX G VARIO 35-100mm / F4.0-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.、焦点距離:200mm相当。同じく35-100mmでみかん畑
絞り優先オート(F5.6、1/2000秒)、−0.66EV、ISO200、レンズ:LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm / F4.0-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.、焦点距離:350mm相当。パナソニックの電動ズームレンズLUMIX G X VARIO PZ 45-175mmは、細くて安くてその割に写りがよくてお得なレンズなのだが、DUAL I.S.には未対応なのが残念
絞り優先オート(F5.6、1/200秒)、ISO200、レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro、焦点距離:120mm相当。オリンパスの60mmマクロをGX7MK2に装着して狙ってみた。オリンパス製レンズでも手ブレ補正が効くのはありがたい。マクロ撮影時はフォーカスブラケットを使うと便利
絞り優先オート(F1.8、1/1600秒)、ISO200、レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8、焦点距離:90mm相当。オリンパスの45mm F1.8をGX7MK2に装着してオッドアイの猫を。パナソニックにも42.5mm F1.7というレンズがあるのでそっちを使う方がよいかと思うが。
ISO感度を上げながら高感度画像のチェック。ISO3200までは不自然さもなくそっとざらついていく感じで、ディテールもそこそこ残っており。非常によい。
(モデル:神田樹果/オスカープロモーション)
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