東芝は、4K液晶テレビの新製品となる“レグザ”「C310Xシリーズ」2機種を4月28日に発売する。価格はオープンで、店頭では49V型の「49C310X」が16万円前後、43V型の「43C310X」は13万円前後(税別)になる見込みだ。
シンプルモデルという位置付けながら、映像処理エンジンには「レグザエンジンBeauty」を採用。地上デジタル放送などのノイズを低減し、クリアで精細感のある画質を実現する「地デジビューティ」を上位機から継承した。また地上デジタル放送チューナーを3基、BS/110度CSデジタルチューナーも3基を搭載しており、別売のUSB外付けHDDを接続すれば、テレビ視聴中でも2番組の同時録画が可能だ。設定したテーマの番組を自動的に録画する「おまかせ録画」や、テーマに沿ったテレビ番組やネット動画などをまとめてチェックできる「みるコレ」にも対応している。
大きな特徴は、「ゲームモード」時の遅延が「4K液晶レグザ最速」(同社)の約0.83msec(ミリ秒)を実現したこと。格闘ゲームなどシビアなボタン操作が求められるゲームも快適にプレイできるという(1080p/60Hz入力で、画面サイズ『ネイティブ』または『フル(ジャスト)』選択時)。もちろん最新ゲーム機の4K入力も可能。HDMIの2560×1440ピクセル/60p出力のPCゲームも緻密(ちみつ)な映像で楽しめるという。
このほか、NetflixやひかりTV 4K、dTV、4Kアクトビラ、YouTubeなど4K対応の動画配信サービスもサポート。また6月下旬にはスポーツ専門の動画配信サービス「DAZN」に対応するソフトウェアバージョンアップを予定している。
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