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» 2007年12月27日 09時45分 公開

100円使うごとに1円キャッシュバックされます──斎藤健二さん あなたのクレジットカード見せてください:

編集部が気になる人を直撃、クレジットカードをどのように使っているか教えてもらおうという本企画。2人目に登場するのは、ITmedia Biz.IDの斎藤健二編集長です。自他共に認めるクレジットカードのヘビーユーザーがメインで使うカードとは?

[クレジットカード特集取材班,Business Media 誠]

 ほかの人がどんな風にクレジットカードを使っているかは、なかなか知る機会がないもの。今回は年末企画として、Business Media 誠の執筆陣に登場していただき、どんなカードの使い方をしているか教えてもらいました。

 「あなたのクレジットカード見せてください」と題した年末特別企画。2回目に登場していただくのは、「ITmedia Biz.ID」の斎藤健二編集長。クレジットカードのヘビーユーザーはどんなカードを持っているのでしょう?

100円使うごとに1円戻ってくるカードを愛用中

──持っている(使っている)カードを見せてください

斎藤 実はたくさんあります! いつも財布に入れているのは「P-one シルバー」(Master)。そのほかに予備で、VISAかJCBが付いたカードを財布に入れるようにしています。

──主に使っているカードはP-one シルバーなのですか?

斎藤 そうです。これはポイント還元率がすごく高いカードなんですよ。100円使うごとに1円──つまり1%がキャッシュバックされます。例えば1カ月に5万円使ったら、約500円が戻ってくる計算です。

 さらにポイントも貯まります。1000円につき1ポイントゲットできて、1100ポイントで「図書カード5000円」分に交換できます。つまり1ポイントが約4.55円の価値。還元率にすると0.45%です。1%のキャッシュバックと併せると、1.45%がバックされることになります。

 マイルの価値が相対的にアップしたので、もしかしたらマイレージ系のカードのほうが“お得”かもしれませんが、現金/金券バック系では圧倒的に強いと思います。

──どういう方針で使い分けていますか?

斎藤 用途によっては、さらに還元率の高いカードもあります。私がほかに使っているのはAmazonカードやTSUTAYA Wカード、ビックカメラSuicaカード、ライフカードなどですね。

カード名 用途 還元率
Amazonカード Amazon.co.jpでの買い物 2%
TSUTAYA Wカード ツタヤでのレンタル 10%引き
ビックカメラSuicaカード モバイルSuicaへのチャージ 1.36%
ライフカード Edyへのチャージ、ETC 0.67〜3.33%
いずれも年会費無料

 ポイント還元を考えるときは、貯まったポイントがちゃんと使えることが大事です。私は年間30万円くらいAmazonで買い物をするので、Amazonカードは元が取れていると思います。

 また「P-one」は電子マネーのチャージに対応していないため、モバイルSuicaへのチャージには「ビックカメラSuicaカード」、Edyへのチャージには「ライフカード」を使っています。ETC利用時はP-oneのキャッシュバックが付かないので、こちらも「ライフカード」です。

カード 電子マネーチャージ ETC ETC/電子マネーへのポイント
P-one × ×
ビックカメラSuicaカード Suica ETCはビックポイントに/Suicaはサンクスポイントに
ライフカード Edy

100円でもカード払いです!

──いくら以上のときにカードを使いますか

斎藤 100円くらいの少額でも基本的にカードです。小銭をもらいたくないですし。ほとんど使っていない死にカードですが、「ORICOカード」は“利用1回に付き1ポイント”が付くので、少額利用にはお勧めですね。

──では、引き落とし系の支払いも、もちろんカード払い?

斎藤 ええ。プロバイダ料金、携帯電話料金、NTT電話料金、電気、ガスなど、すべてカード払いですね。東京都水道局では、この10月からクレジットカード払いが可能になりました。ただし、口座引き落としにすると年間600円の割引があるので、下手にクレジットカードのポイントを貯めるよりお得です。

海外に行くときは“持っているだけで保険が付く”カードを携帯

──外国、国内で使い方が違えば教えてください。

斎藤 ポイントばかりが注目されがちなクレジットカードですが、実は見逃せないのが海外旅行時の保険です。補償額が小さいので、本当にいざというときにどうかは微妙ですが、“持っているだけで保険が付く”カードもあるんです。

 上記でいえば「TSUTAYA Wカード」。これは中身はアプラスなんですが、海外旅行時に携行していれば保険が付きます。海外旅行の傷害保険は「旅行代金の支払いが必要」となっているカードが多いので、約款をよく確認しないといけないですね。

――何か、オススメの使い方はありませんか?

斎藤 海外で現金が必要になった場合、両替したり、ATMで現金をおろしたりするより、クレジットカードでキャッシングをしてしまったほうがお得な場合が多いです。為替手数料がつかず、キャッシングの利息だけですから。

 またショッピングプロテクション(買い物保証)も気にしておきましょう。クレジットカードで購入した物品が壊れたりした場合、クレジットカード会社が補償してくれる制度です。例えばP-oneカードシルバーの場合、購入日から90日間、破損や盗難を保障してくれます(免責3000円)。こうした仕組みがあるので、現金よりもクレジットカードで買ったほうが安心なわけです。

もっとWebサイトを使いやすくしてほしい

──メインカードを気に入っている理由は何ですか?

斎藤 メインカードを気に入っているかというと微妙です。一番の不満は、Webサイトが貧弱なこと。買い物をしたら、時間を開けずにサイトで利用項目が見られるカードがいいですね。今は1枚も持っていませんが、JCBはよくできていました。

──確かに、Webサイトの作りによって使いやすさが違いますね。他に何か、気になっていることや困っていることがあれば教えてください。

斎藤 限度額が勝手に高くなってしまうカードは困りますね。すぐに100万円、200万円になってしまうカードでは、安心して買い物ができません。試したこともあるのですが、「限度額を下げてくれ」は対応してもらえないことが多いです。P-oneは、逆に全然上がらないので、お勧めだったりします。

 また各社とも、けっこう誤請求が発生しますので、送られてきた明細はしっかり確認すること。先日引っ越したのですが、マイライン契約先に引越を伝えなかったら、マイラインが以前の電話番号に紐付いたままになっていて、請求がクレジットカードにしっかり乗っていました(誤請求とは言わないでしょうけど)。こうした、身に覚えのない請求があったときに、親身になって相談に乗ってくれるかどうかも、クレジットカードを選ぶ際の重要なポイントだと思いますよ。

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