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» 2009年04月24日 16時11分 公開

週末の持高調整や円高を嫌気して大幅下落(2/2 ページ)

[清水洋介,リテラ・クレア証券]
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明日の相場雑感

 米国でのきな臭い話はあるのですが、特に慌てて売り急ぐことでもないような気がしたのですが、大幅下落となりました。週末の持高調整やヘッジ売り、前日の大幅高の反動、そして円高ということで売り急ぐことになったようです。ただ、予想を上回るような決算を発表したような銘柄や金融株が堅調となるなど、個別に堅調なものも見られ、戻り相場が終わったというよりはあくまでも目先的な手仕舞いと言う感じです。

 昨日あたりの決算発表でも引き続き「思ったほど悪くない」と言う決算が多く、銀行が大幅赤字を発表したにもかかわらず買われているところを見ると、少しは今期に対する期待も出てきているのではないかと思います。一方で、鉄鋼株が大きく売られていることやハイテク銘柄などに円高を嫌気する動きが出ていることを見るとまだまだ新たな買い手が出てきたという感じでもなさそうです。

 相変わらず目先的な材料や株価の動きにうろうろとしているばかりと言う感じです。もちろん人それぞれの投資の仕方もあり、目先的な動きにうろうろすることもあるのかもしれませんが、じたばたと動くところとしっかり見極めてから、ここぞ!という動きをするところをしっかりとめりはりをつけて動いた方が良いと思います。

 長い目で見ているから、とちょっとの下げではあたふたしないものが、下げ幅が大きくなってくると「長い目で見ているから」と言うことを忘れて慌てて売ってしまったり、と言うことも多いのではないかと思います。「この水準さえ割り込まなければ大丈夫」というような水準をしっかりと決めて、そして、その水準を割り込んでしまったのかどうかをじっくりと見極めてから売るというようにしておけば、慌てることもなく、落ち着いた投資が出来るのではないかと思います。

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。


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