− | − | − |
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日経平均 | 9344.64円 | △54.35円 |
売買高 | 20億6798万株 | − |
日経平均先物 | 9330円 | △30円 |
売買代金 | 1兆3709億円 | − |
TOPIX | 886.30 | △6.54 |
値上がり銘柄 | 1155銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 350.73 | ▼0.70 |
値下がり銘柄 | 397銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1070.11円 | △5.81円 |
変わらず | 148銘柄 | − |
騰落レシオ | 106.07% | △9.64% |
GDPの発表で悪材料出尽くし感もあり買い先行で始まるも、円高を嫌気して上値の重い展開
米国市場はまちまちとなりましたが、底堅く、朝方発表された1−3月期GDP(国内総生産)が予想通り(?)大幅マイナスとなったことから決算発表が出揃ったこともあり、悪材料出尽くし感や持高調整と見られるまとまった買いもあり、買い気配から始まるものが多く見られるなど、買い先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が買い越しと伝えられえたことも買戻しを急がせる要因となりました。ただ、寄り付きの買いが一巡した後は買い戻し一巡感や円高を嫌気する動きとなりじりじりと上げ幅を縮小しました。
後場も寄り付きは利食い売りや見切り売りなどもあり、前場の安値を下回るような場面もありましたが、中国の経済対策に期待する動きや原油高に反応する動きなどから底堅く、底堅さを確認すると目先筋の買い戻しや持高調整もあって堅調な地合いが続きました。それでもやはり円高を嫌気する動きも強く、指数に影響の大きな値がさ銘柄などが売られて指数を抑え、方向感なく小動きとなりました。結局値上り銘柄数の割りに盛り上がりに欠ける、指数の上げ幅の小さな相場となりました。
小型銘柄も堅調なものが散見されましたが、一方で値動きの良い銘柄への乗り換えの対象となっているものなどは安く、東証マザーズ指数は軟調、二部株指数は横ばい、日経ジャスダック平均は小幅高となりました。先物もまとまった売り買いは少なく目先筋の小口の売買が多かったようです。したがって指数を大きく動かすようなこともなく、終始目先的な小掬い商いが中心となっていました。買戻しもヘッジ売りも一巡となった感じです。
堅調ながらも方向感のない展開となりました。指数を見ながら動くというよりは(本来あるべき姿なのでしょうが)個別の材料に反応して動く展開となりました。世界景気の底割れ懸念が薄れ、後はどこで回復してくるかを見極めたいと言うことなのだと思います。「思ったほど悪くない」決算も出揃い、最悪なGDPも発表されてここまで戻ったということは、景気回復の兆しさえ見えれば9500円の節目を抜けて「底入れ確認」となるのでしょう。
転換線にサポートされるように堅調となりましたが、昨年11月の高値水準=先週の月曜日の高値=9500円を意識して上値が重くなっています。RSIやストキャスティックスは上値余地はあるのですが、調整を示唆しており、まだ基準線のサポートを確認するような場面があるのではないかと思います。
日経平均と同じように転換線にサポートされて堅調となっています。ただ、同様にRSIやストキャスティックスの水準が高く、かつ調整を示唆しており、基準線のサポートを確認するような動きもあるものと思います。
雲の下限はサポートとなりそうですが、同時に遅行線が雲の上限に上値を押さえられています。ストキャスティックスは底値圏からの反発を示唆しているのですがまだRSIは下値余地もあって調整を示唆しているという格好で方向感がとり難い感じです。引き続き雲の下限にサポートされながら遅行線が雲の上限に上値を押さえられるような、方向感のない展開が続き、日柄整理となって来るのではないかと思います。
輸出関連銘柄は円高を嫌気して売られ、原油価格高や中国の景気刺激策を好感
ニューヨーク原油先物市場で指標原油の先物価格が半年振りの高値をつけたことを好感して買われました。
昨日の引け後に2009年3月期決算を発表、想定された以上の業績の悪化や今期業績も不透明感が強いことから大手国内証券が投資判断を2段階引き下げたことから大幅下落、ストップ安となりました。
原油価格の上昇を好感する動きに加え、子会社の日鉱金属がチッソなどと合弁で開始する予定の太陽電池向け材料を従来計画よりも生産能力を大幅に引き上げることを好感、大幅高となりました。
昨日の引け後に2009年3月期連結決算を発表、同時に2010年3月期連結最終損益が3000億円の黒字に転換すると発表されたが昨日の大幅高の反動もあって反応は限定的、小動きとなりました。
6月から施行される改正薬事法がドラッグストア業界に追い風になるとの期待や出遅れ銘柄を物色する流れに乗り、一時大幅高となりました。
夏のボーナス商戦に向けた携帯電話の新機種を発表、話題となっている「グーグル携帯」などでの買い替えが増えることなどを期待して買われましたが、買い一巡後は見切り売りや戻り売りに押されて軟調となりました。
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