景気底入れ感が強まるなかで出遅れ銘柄の物色が続くか
貨物事業で提携する。両社の営業機能を実質的に統合し、日航の航空貨物と三井物産の海運・金融サービスを組み合わせて自動車や電子部品などの大口顧客に総合輸送サービスを提供する。
三菱自動車(7211)、三菱商事(8058)と電気自動車向けの電池工場を建設、2010年秋に稼動させる。3社は共同で工場を稼動させたばかりだが、三菱自動車が電気自動車の生産計画を引き上げたことから生産能力を3倍強に増やす。
三菱系投資ファンドから出資を受け入れ、同ファンドに出資する三菱商事(8058)と連携し、コンテンツ事業も強化や海外での販路拡大につなげる。
燃料電池事業から撤退する。エンジニアリングや半導体製造装置部門の損益悪化を背景に、巨額の投資が必要な燃料電池事業の継続は困難と判断した。
有機EL(エレクトロルミネッセンス)の大型パネルを低コストで量産する技術を確立した。有機ELを搭載する大型テレビの商品化を計画している国内電機メーカーなどに採用を働きかける。
国内投資ファンドはアデランスに対するTOB(株式公開買い付け)価格を1000円から1200円に引き上げる。1株あたり純資産(1500円)を大きく下回るTOB価格は低すぎるとの指摘もあり、価格を見直し、TOB成立を確実にしたい考え。
売り 750万株
買い 990万株
(金額ベースは売り越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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