初ボーナスで買いたい、10万円以下のオススメ腕時計身だしなみ特集(1/2 ページ)

» 2009年05月28日 13時42分 公開
[菅野たけし,Business Media 誠]

 4月から社会人になった皆さん、そろそろスーツや通勤電車に慣れましたか。背広姿がまだ板についていないのは、いずれ時間が解決してくれますから心配無用。しばらくの辛抱です。でもビジネスマンとしてのファッションルールは、フレッシュマンのうちから覚えておくに越したことはありません。

 それは例えば、ビジネスバッグは肩から吊るさず、しっかり手に持つなどのルールです。バッグに付属するショルダーストラップは、あえて外してバッグの中にしまい込むことをオススメします。理由はきわめてシンプル、“立ち振舞いが、きれいに見えるから”です。

 スーツの肩にストラップが食い込むと肩パットが凹み、スーツ自体のシルエットも崩れます。やがて無意識のうちに、ストラップが肩からズレ落ちないよう、左右どちらかの肩が上がってしまう姿勢に……。ビジネスバッグは手に持って、さっそうと歩く。そういった習慣をぜひ若いうちからつけてください。

 そして、もうひとつ大事なのはスーツに合わせる「腕時計」。自分では気にしていないかもしれませんが、腕元には意外と、視線が注がれています。

オンタイムにふさわしい時計

 今、あなたが腕にしている時計はいつ手に入れたものでしょうか。中学や高校の入学・進学祝いで親にもらった時計、それとも大学時代にバイトして買った時計? もしもそれがゴツいダイバーズウォッチや、プラスチック素材のデジタルウォッチだとしたら、それはビジネスシーンにはミスマッチです。

 現代は、携帯でもオフィス内でも街中でも容易に時間が分かる時代。それでも腕時計が必要な理由は、極論としてはそれが男性が身に付けられる唯一のアクセサリーだからです。そして時計というのは、「自分を人にどう見せたいか、または人からどう見られたいか」という点で、かなり効果を発揮できるアイテムなのです。

 ビジネスマンが着るスーツのスタイルは、多少デザインや流行の差があっても、せいぜい2つボタンか3つボタン、色もネイビーかグレーが中心です。靴も黒か濃茶が基本。ビジネスマンにとってのユニフォームのようなものなので、基本から大きくはみだしてしまうのはNGです。いくらカッコイイからと言っても、チョークストライプのブラックスーツに襟高シャツのボタン2つ開けが許されるのは、テレビドラマの中くらい。

 そんななかで腕時計は、ビジネスマンがギリギリの許容範囲内で個性を発揮できる数少ないアイテムといえるわけです。

 そこで連載第1回目となる今回は、社会人1年生のみなさんが初ボーナスで買うことを想定し、10万円以下の腕時計を新作中心に探してきました。オン/オフのシーン別に紹介します。

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