好材料への反応に注目
傘下のセブンイレブン−ジャパン、イトーヨーカ堂は共同で取引先の食品・飲料大手と組み、売れ筋商品の値引きに乗り出す。コンビニはメーカー品をほぼ定価で販売してきたが、買い控えやスーパーの値引きに対応し、価格帯を下げる。
自動車タイヤなどに使う合成ゴムの原料の海外調達を拡大する。自動車タイヤは新興国を中心に需要拡大が見込まれているのだが、国内の化学メーカーは原料のエチレン設備を統廃合する計画を打ち出しており、原料不足を回避する狙い。
新日鉄が筆頭株主の日鉄鉱業は2013年の稼動を目指し、南米チリで銅鉱山を開発する。日本の銅地金需要の2%弱の生産規模で、電子部品や電線に使われる銅の生産は回復傾向にあり、中長期的にも十分採算が取れると判断した。
中国で大型の分譲マンションを開発する。日本製の建材や住設機器を使った高級マンションとして富裕層に売り込む。国内の不動産市況が低迷するなか、今後も成長が見込める中国の不動産事業を拡大する。
北九州で建設していた大型建設機械用タイヤの新工場を計画から3カ月前倒しで稼動した。鉱山などで使われる建機用のタイヤはここ数年需要が伸び続け、供給が間に合っていない状況であり2012年までに、生産能力を3割増やす。
携帯電話など小型デジタル機器の補助電源に使う厚さ1ミリメートル以下のフィルム型の小型蓄電装置(キャパシター)を開発した。今年度中に量産を開始する。
売り 2210万株
買い 1400万株
(金額ベースも売り越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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