− | − | − |
---|---|---|
日経平均 | 10113.24円 | △25.98円 |
売買高 | 19億4570万株 | − |
日経平均先物 | 10110円 | △30円 |
売買代金 | 1兆4005億円 | − |
TOPIX | 930.36 | △0.23 |
値上がり銘柄 | 739銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 455.67 | △4.62 |
値下がり銘柄 | 807銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1209.18円 | ▼1.42円 |
変わらず | 132銘柄 | − |
騰落レシオ | 110.17% | △6.45% |
目先的な過熱感に加え、米国株のもたつきや円高にも関わらず底堅い堅調な展開
米国市場はまちまちとなりさすがに上値も重くなって来たことに加え、円高も進んだことから売り先行となりました。それでも寄り付きの売りが一巡したところでもハイテク銘柄などを中心に買いが入ったことや先物にまとまった買いもあり、切り返し、堅調な展開となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)も大幅売り越しと伝えられたのですが金額ベースは買い越しと伝えられたことからハイテク銘柄などの買いを裏付ける格好となり、また節目と見られる10000円を意識したところで底堅さが見られたことから、切り返したものと思います。
上値の重さが見られ、前場の引け際には上げ幅縮小となり、後場に入って手仕舞い売りがかさむと今度は再び軟調な展開となりました。それでも円高が進んだにも関わらず下値を売り叩く動きはなく、輸出関連銘柄が堅調なことから、先物にもまとまった買いが見られ堅調となりました。上値を積極的に買い上がる動きはなく、芳しくない決算にはしっかりと反応して売られるものもみられたのですが、ハイテク銘柄を中心に値持ちは良く、最後まで堅調な地合いが続きました。
小型銘柄もまちまちとなりました。東証マザーズ指数はバイオ関連銘柄が高く大幅高、二部株指数は横ばいとなり、日経ジャスダック平均は手仕舞い売りがかさんで軟調となりました。先物も朝方からまとまった売り買いが散見されましたが、目先筋の売買が中心と見られ、まとまった売り買いも続かずに指数を右往左往させる要因にはなりましたが、大きく一方向に動かすようなことはありませんでした。
日経平均の10000円を保って堅調な地合いが続いています。指数だけ高いというような印象もありますが、円高となるなか、決算動向に敏感に反応しながらも堅調となっており、一段高も期待されます。9000円から10000円、あるいは9500円から10000円までのもみ合いという見方も、3日10000円台を保てたことで、「次」の展開を期待する動きとなってくるのではないかと思います。そうなると、昨年の暴落前の安値水準である11000円を目指すことになり、10000円から11000円の保ち合いとなるという期待も出てきそうです。
3日連続で10000円台での引けとなりました。ストキャスティックスに続きRSIも高値圏になり、過熱感も強まってはいるのですが、10000円水準での底堅さも徐々に確認しつつあり、上に放れれば一段高は期待出来るものと思います。逆に下に放れてしまうと転換線や雲のサポートを確認する水準まで下落となる可能性もありそうです。
日経平均に比べて上値の重い展開となっています。それでも遅行線がしっかりと日々線にサポートされており、底堅い展開は続くものと思います。ストキャスティックスに続きRSIも高値圏になりつつあり、まだ上昇余地はあるものの過熱感も強まる可能性があります。過熱感から調整となっても雲にサポートされて底堅さも見られるものと思います。
遅行線が日々線に上値を押さえられながら、日々線が基準線にサポートされています。底堅さと上値の重さが見られるということですが、このサポートと抵抗帯をどちらに抜けるかが注目されます。RSIには上昇余地はあるもののストキャスティックスは高値圏からの調整を示唆しており、いったん基準線や転換線のサポートを割り込んで下値を試す場面もあるのかもしれません。
決算発表の本格化などから指数は方向感なく小動き
中国の電機メーカーなどと共同で、北京市で建設中の地下鉄車両向けに電機品を受注した、と報じられたことで収益拡大や今後の事業展開への期待が高まり、ストップ高となりました。
昨日の引け後に1−6月期の決算を発表、併せて今期(2009年12月期)通期の連結営業利益を上方修正しました。ただ、売上高を下方修正したこともあり、販売の厳しさを嫌気する売りとコスト削減を評価する動きが交錯、堅調ながらも上値の重い展開となりました。
31日に発表される予定の第1四半期決算が厳しい現状を再認識させる要因となるとして、外資系証券が投資判断を引き下げ、嫌気する売りがかさみ軟調となりました。
好調な四半期決算や慎重な会社見通し、既存店売上高の上ブレ余地を考慮すると上方修正の可能性が高いとして、外資系証券が投資判断と目標株価を引き上げ、大幅高となりました。
後場中ごろに第1四半期決算を発表、従来の見通しを大きく下回ったことや中間配当の見送りが発表されたことを嫌気して売りがかさみ、それまで前日決算を発表を終えたJFEHD(5411)の大幅上昇に引きずられるように堅調となっていたのですが、目先筋の売りや見切り売りがかさみ一転大幅安となりました。
子会社に対するTOB(株式の公開買い付け)を正式に発表、TOBに必要な費用を銀行借り入れで行うとされたことで、増資懸念が後退、外資系証券が投資判断を引き上げたこともあって大幅高となりました。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PRアクセスランキング