− | − | − |
---|---|---|
日経平均 | 10435.00円 | ▼150.46円 |
売買高 | 17億9586万株 | − |
日経平均先物 | 10440円 | ▼140円 |
売買代金 | 1兆3108億円 | − |
TOPIX | 959.87 | ▼13.64 |
値上がり銘柄 | 277銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 469.68 | △0.48 |
値下がり銘柄 | 1313銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1230.30円 | △2.55円 |
変わらず | 98銘柄 | − |
騰落レシオ | 106.65% | ▼6.40% |
米国株安、円高を受けて軟調、先物への執拗な売りもあって大幅下落
米国市場が大幅安となったことや円高に振れたことに加え、目先的な過熱感も強かったことから売り先行となりました。それでも、引き続き外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が買い越しと伝えられたこともあり、寄り付きの売りが一巡した後は戻り歩調となりました。節目と見られる10500円を挟んでの動きで軟調ながらも底堅い展開となりました。今週に入ってからは先物に執拗な売りが出て、現物株にはしっかりと買いが入るという状況が続いていましたが、本日も同様の売り買いは見られ、指数の方向感はなく小動きとなりました。
後場に入ると為替が一段と円高に進んだことなどもあり、売り先行となりました。寄り付きの売りが一巡した後も先物へのまとまった売りが断続的にあり、指数の上値を押さえる展開となりました。それでも現物株にしっかりと買いが入り底堅さが見られると先物にも買戻しが見られるという形で、じりじりと戻り歩調となりましたが、昨日までとは違い現物株にも最後はまとまった売りが見られ、安値圏での引けとなりました。オプションSQ(特別清算指数)に絡んで指数の動きに敏感になって目先的な需給に振り回されています。
小型銘柄もまりまりとなり、指数は方向感のない展開となりました。二部株指数は軟調、東証マザーズ指数や日経ジャスダック平均は堅調ながらも上値も限定的となりました。先物は昨日までの同様に執拗な売りが出ていましたがオプションSQに絡む動きではないかと思われます。ただ、その動きに目先筋の思惑が絡んで指数を右往左往させる要因となっているようです。オプションSQへの思惑だけで動いているような感じです。
オプションSQに絡む先物の執拗な売りが今週に入ってから続いています。本日は昨日までとは違い先物売りが最後までかさんで指数は大幅下落となりましたが、為替や金利、経済指標などとは関係ないところで目先的な先物を中心とした需給関係に振り回されている感じです。オプションSQが終わるまではこうした目先需給に「株価」ではなく、「指数」が振り回されるような展開が続くものと思います。個別に幕間つなぎ的な銘柄が物色されることになるものと思います。
相変わらず小動きとなっていますが、ちょうど先週末から今週初めに空けた「窓」を埋めるような格好となり、「アイランドリバーサル」となることは免れたようです。RSIもストキャスティックスも高値圏からの調整となっており、上値の重い展開となりそうです。10500円を超えたところでは上値が重くなるものと思われ、転換線のサポートを確認するような動きとなりそうです。値幅的には大きく差があるのですが、日柄的には遅行線が日々線の底値の日柄と一致して押し目を確認するとすれば来週なかばまでの調整となります。
転換線のサポートを確認するような動きとなりました。日経平均と同様にRSIもストキャスティックスも高値圏からの調整となっており、まだ過熱感が強く調整が始まったところという感じです。転換線の水準で下げ止まらないと7月初めの高値水準(940)あたりまでの下落となりそうです。
急落となりましたがかろうじて遅行線も日々線も雲の下限でサポートされた格好となりました。日々線がサポートされている雲は1ドル=95.75円が上限であり、95円台半ばから後半の水準で底堅さも見られるものと思います。日柄的には遅行線が日々線の底値の日柄と対応する格好で来週半ばまでに底値をつけることになりそうです。
円高を嫌気する動きで輸出株を中心に全面安
サッポロHDがポッカコーポレーションと資本業務提携、明治HDも含めて3社連合を形成すると新聞で報じられ買い先行となりました。ただ、明治HDが否定したと伝えられたことや地合いの悪さから売られ、上値の重い展開となりました。
昨日の引け後に2009年4−6月期の連結決算を発表1−3月期に赤字だった純利益が黒字となるなど業績は改善したのですが、事前に液晶関連の改善が伝えられ業績回復期待も強かったことから、材料出尽くしとなって大幅安となりました。
昨日の米国市場の引け後に米半導体製造装置大手の決算が発表され、市場予想を上回る決算となったことや8−10月期の売上高見通しも予想を上回ったことから時間外取引で買われ、連れて同じく半導体製造装置を手掛ける同社に連想買いが入り、堅調となりました。
大手証券が原油価格の上昇や中東など新興国経済の回復からプラント受注が予想以上に好調として、投資判断に最上位に引き上げたことから買いが入り堅調となりました。
外資系情報会社が普通株や劣後債の発行などの資本増強を検討中と報じ、以前からの増資観測が蒸し返され、株式価値の希薄化や需給悪化懸念が台頭、地合いの悪さも手伝って売り急ぐ展開となり、大幅下落となりました。
積極的な経費削減と海外を含む受注回復で最悪期は脱したとして、外資系証券が投資判断を引き上げたことから、好感する買いが入り大幅高となりました。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PRアクセスランキング