幅広く材料を探しては物色する展開
電気自動車(EV)を開発し、2010年代前半を目処に米国市場に投入する。米政権は環境規制強化を打ち出しており大手メーカーは非出ガスが出ないEVなどの販売を増やすよう求められる見通しのため。
携帯電話機大手2社からパソコンに近い機能を持つスマートフォン(高機能携帯電話)を調達する。2008年度の国内の携帯電話出荷台数は前年度比で3割減ったが、スマートフォンは5割増となった。今後も成長が見込めるとして品揃えを強化する。
ロシアに進出する。モスクワなどで乳幼児用紙おむつの販売を始めた。将来は日用品や化粧品の販売も検討する。これまでは海外進出は現地販売会社を設立してきたが、今後は販売開始を最優先し販路開拓を代理店に任せる手法を取り入れる。
8月の国内新車販売を13カ月ぶりに前年同月を上回る見通しと報じられた。環境対応車に対する減税措置や買い替え補助策の後押しもあり、ハイブリッド車の新型「プリウス」やミニバンなどの販売が好調とされる。
日本向けに改良したインフルエンザ治療薬「タミフル」を出荷する。これまで、タミフルは全量輸入し、国内では日本向けの包装などの加工だけだったが、初めて国内で製造する。小児や高齢者でも飲み易いように水に混ぜて服用する。
野菜の自社生産に乗り出す。東京大学と共同で独自ブランドの野菜を開発し、11月からグループ企業に委託する。自社のメニューとして活用するほか、将来的には外販も検討する。ワタミ(7522)やサイゼリヤ(7581)、大戸屋(2705)など外食産業では農業事業に参入して野菜を自社生産する動きが広がっているが、水耕栽培は天候の影響を受けずに、安定供給が実現できる点で注目が集まっている。
売り 1000万株
買い 1720万株
(金額ベースも買い越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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