− | − | − |
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日経平均 | 10530.06円 | △37.53円 |
売買高 | 16億5264万株 | − |
日経平均先物 | 10500円 | △50円 |
売買代金 | 1兆2030億円 | − |
TOPIX | 968.77 | △3.04 |
値上がり銘柄 | 880銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 457.61 | △9.09 |
値下がり銘柄 | 636銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1256.41円 | △1.97円 |
変わらず | 165銘柄 | − |
騰落レシオ | 105.52% | △3.58% |
売り先行で始まるも中国市場に反応して堅調、「鯨幕相場」は続く
米国市場が利益確定売りに押されて軟調となったことから、売り先行となりました。ただ、寄り付きの売りが一巡した後はディフェンシブ銘柄などが買われ、半導体関連銘柄を中心にハイテク銘柄も堅調となり指数も堅調となりました。ただ、中国市場などを気にする動きから軟調な展開が続き、中国PMI(購買担当者景況感指数)が予想を上回ったことや中国市場が堅調なことから先物に仕掛け的な買いも入り堅調となりました。
上値も重かったのですが、後場に入ると先物主導で買いが入り、一段高となる場面もありました。ただ、10600円水準を意識するところでは目先筋の利益確定売りや先物の仕掛け的な売りもあって、再び上値の重い展開となりました。買い気は強いのですが、積極的に買い上がるだけの材料もなく、為替も円高基調にあることから買い切れず上値も限定的となりました。それでも最後まで堅調な展開は続きました。新車販売が好調と取引時間中に伝えられたことも売り難い雰囲気にさせていました。
小型銘柄も底堅い堅調なものが多くなりました。東証マザーズ指数は大幅高、二部株指数は堅調、日経ジャスダック平均は目先的な過熱感は強いものの底堅い堅調な展開となりました。先物は朝方からまとまった売り買いが見られ、まとまった売り買いが出るたびに指数が上に下に振らされる展開となりました。ただ、あくまでも目先的な動きとなっており、方向感はありませんでした。
10500円水準での底堅さは示されるのですが上値を買い上がる材料に乏しい感じです。米国での主要な経済指標の発表などを控えて、持高を増やし難く、どうしても目先的筋が中心となってしまうようです。景気回復を織り込むような腰の据わった買いや景気の腰折れを懸念するヘッジ売りなども見られず、「先」を読み難い中で相変わらず目先的な需給に振り回されているということのようです。ただ、10500円水準で底堅い動きとなっているうちに買い気もますます強まって来るのかもしれません。
転換線や基準線にサポートされてはいるのですが、方向感のない動きが続いています。ストキャスティックスも高値圏からの下落を示し、RSIは中途半端な位置で方向感はなく、もう少しもみ合いが続き、その後「動いた方に大きく動く」ことになるのではないかと思います。
転換線にサポートされていますが、上値の重い展開が続いています。RSIは上昇したがっているようでもあるのですが、まだ中途半端な位置にあり、ストキャスティックスは高値圏からの調整となっており反発まではもう少し時間がかかりそうです。引き続き転換線や基準線のサポートを確認しながら底堅いながらも上値の重い、もみ合いが続くものと思います。
下値を試す展開になっています。7月中旬の安値である1ドル=92円前後まで下落となる可能性もありますが、RSIもストキャスティックスも底値圏にあり、底堅さは見られるものと思います。戻りも鈍そうですが、そろそろ底値を確認しながら強含みの展開となりそうです。
幅広い銘柄が底堅く、堅調
昨日の引け後に2009年7月期の連結決算とあわせて2010年7月期の最終損益が黒字に転換すると発表、業績回復を素直に好感する買いが入り大幅高となりました。
昨日の時間外取引でスター精密(7718)が実施した自社株買いに応じ、売却益を特別利益として計上、引け後に2010年3月期の連結最終損益の上方修正を発表、好感する買いが入り堅調となりました。
両社を初め、京セラ(6971)や東芝(6502)など半導体関連銘柄が軒並み堅調となりました。新聞で世界的な半導体需要の持ち直しが報じられ、半導体製造装置の受注好転や半導体価格の上昇期待に加え、米インテルの業績が好調、投資判断も引き上げられたことなどから、関連銘柄を物色する動きとなったものと思われます。
ベトナム政府が高速鉄道に民間資金を導入する方針を固めたと伝えられたことから、日本企業に商機があるとして鉄道車両を手掛ける両社や鉄道・交通信号を手掛ける信号(6741)に買いが入り堅調、大幅高となりました。
ニューヨーク市場で粗糖価格が続騰、供給不足が一段と拡大するとの見方が強く28年ぶりの高値更新が続いていることから、収益拡大が期待されて買われ、大幅高となりました。
高値更新となりました。9月に半導体の月次の営業損益が黒字に浮上し、7−9月期で見ても黒字を確保出来そうだと新聞で報じられたことから買い先行となりました。フラッシュメモリーの価格上昇、フラッシュメモリー搭載機器の販売が好調なことが要因とされています。
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