合従連衡の動きやリストラ進展にも注目
古河機械金属は持分方適用会社のトウペを連結子会社化する。TOB(株式公開買い付け)と増資の引き受けで持ち株比率を最高55.69%に高める。1株89円でトウペ株をTOBする。買い付け期間は11月13日から12月16日、買い付け株数の上限は650万株。
大成建設は子会社の有楽土地を株式交換方式で完全子会社化する。有楽土地1株に大成建設1.90株を割り当てる。有楽土地は来年3月29日付で上場廃止になる見通し。
子会社が設置面積が従来品の半分の電気自動車(EV)向け急速充電器を発売した。充電時間は2倍になるが、小型低価格を実現、流通企業や自治体、マンション会社などに売り込む。
国内鉄鋼メーカーで初めて間伐材を本格活用する。岩手県釜石市と連携、2010年度を目処に釜石製鉄所の石炭火力発電設備の燃料として使用する。重油燃料の加熱炉にも数年後を目処に広げ、重油全廃につなげる。
省エネ型の次世代照明として期待されている有機EL(エレクトロルミネッセンス)照明に参入する。同社は発光ダイオード(LED)照明への参入も決めており、次世代照明を事務機に次ぐ収益の柱に育てる。
燃料電池と太陽電池を併用する「ダブル発電」の導入家庭向けに、補助金を出すサービスをそれぞれ始める。11月から太陽発電の余剰電力買取制度が始まったが、ダブル発電を導入している場合は買取価格が安く、この差額を実質的に負担し、燃料電池の拡販に弾みをつける。
売り 1430万株
買い 1690万株
(金額ベースも買い越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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