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日経平均 | 10567.65円 | ▼18.27円 |
売買高 | 16億1529万株 | − |
日経平均先物 | 10560円 | ▼20円 |
売買代金 | 1兆1025億円 | − |
TOPIX | 924.38 | ▼2.93 |
値上がり銘柄 | 589銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 419.99 | ▼0.39 |
値下がり銘柄 | 920銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1226.65円 | △1.02円 |
変わらず | 165銘柄 | − |
騰落レシオ | 107.13% | △1.65 % |
連日の大幅高後とあって上値は重いが、指数の値持ちの良い展開
昨日までの大幅高の反動や為替も円高傾向となったこともあって売り先行となりました。ただ、外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が買い越しと伝えられたことや半導体関連銘柄の業績上振れ期待も強いことから、底堅い展開となりました。経済指標の発表やSQ(特別清算指数)算出、また決算月と言うことで持高調整や持合解消売りが懸念されるのですが、業績回復、景気回復期待も根強く、上値の重さを確認しても売り急ぐ動きにはならず、狭い範囲での動きが続きました。
後場は底堅さを確認して先物にまとまった買いが入り堅調となる場面もありましたが、値がさ銘柄の一角が切り返したものの買戻しを急ぐ動きもほとんど見られず、追随する動きもなく、上値も限定的となり、改めて上値の重さを確認すると再び軟調となり、方向感のない展開となりました。結局最後まで売り買い手掛かり難の中、方向感のない展開となりましたが、大幅高の反動が懸念され、持高調整の売りなどが懸念される中では底堅い堅調な展開、妙に値持ちの良い展開となりました。
小型銘柄も方向感のない展開でまちまちとなりました。東証マザーズ指数は小幅高、日経ジャスダック平均は小幅安となりました。先物はまとまった売り買いは少なく、仕掛け的なまとまった売り買いが出る場面でも追随する動きは全くと言っていいほど見られず、指数を大きく動かすような場面はほとんど見られませんでした。先物もSQを控えて乗り換えの動きや手仕舞いの動きが中心で方向感を持っての売り買いではないようです。
値持ちの良い展開ですが、確信を持っての動きと言うよりも周りを見ながら動きが取れないということのようです。一つずつ懸念材料をこなしながらの動きということなのでしょうが、業績回復期待も根強く、目先的な需給懸念をどこまで織り込むかと言うことのようです。株価の水準と言うよりも目先の需給懸念であるので、決算が気になるうちはまだ上値の重い展開が続くのではないかと思います。決算絡みなどの需給懸念がなくなれば、市場参加者も増えてくるのではないかと思います。
昨日の値幅の範囲での動きで「孕み足」となりました。「孕みは放れに付け」と言われるように、昨日の高値を上に抜けるのか安値を割り込んでしまうのかで方向が決まりそうです。ストキャスティックスは高値圏にあるのですが、RSIは上値余地もあり、強含みの展開が続くのかもしれませんが、目先的な過熱感を冷ますように雲の上限に上値を押さえられるように調整となる可能性もありそうです。明日の寄り付きが高ければ堅調となり、安ければ調整となるのではないかと思います。
遅行線が基準線に上値を押さえられ、日々線は雲に上値を押さえられた格好です。RSIは上値余地があり、上昇が続いているのですが、ストキャスティックスは高値圏にあり引き続きっ日々線が雲に上値を押さえられ、遅行線が基準線に上値を押さえられてしばらくは上値の重い展開が続くのではないかと思います。
引き続き雲の中で底堅い展開となっていますが上値も重い状況が続いています。RSIもストキャスティックスも今度は下げ足りないような感じでしたが、雲の下限を意識して底堅く、戻りを試す展開となっています。まだしばらくは雲の中での動きと見ておいていいのではないかと思います。
好材料に素直な反応も見られる
アフリカで液晶テレビなどのAV(音響・映像)機器を拡販すると新聞で報じられ、経済拡大が続くアフリカでの売上増が期待されて買われ、利益確定売りに押されるものが多いなかで堅調となりました。3Dテレビを6月に投入することも好感されたものと思います。
昨日の引け後に3月末の株主に対して1株を1.2株にする株式分割を実施すると発表、素直に好感する動きから買われて、大幅高となりました。
一時大幅高となりました。昨日の引け後に2010年3月期の配当を従来予想の4円から6円に引き上げると発表。好感する買いが入り大きな上昇となりました。
2009年9月−2010年2月期の連結営業利益が同社が1月に発表した業績見通しを上回りそうだと新聞で報じられ、業績上振れ期待から買われて大幅高となりました。
引き続き社長人事の混乱から企業統治に対する懸念を嫌気する売りが嵩み大幅安となりました。企業組織そのものに対する不信感が根強いことから売りが止まらない状況です。
中国で車載用モーターの工場と研究施設を建設すると新聞で報じられ、寄り付きは利益確定売りに押され、軟調となる場面が多かったものの、業容拡大期待が高まり好感する買いが入り、一時堅調となるなど底堅い展開となりました。
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