− | − | − |
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日経平均 | 10235.76 円 | ▼226.75円 |
売買高 | 26億1922万株 | − |
日経平均先物 | 10240円 | ▼210円 |
売買代金 | 1兆8007億円 | − |
TOPIX | 920.43 | ▼16.02 |
値上がり銘柄 | 201銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 424.06 | ▼32.16 |
値下がり銘柄 | 1436銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1292.93円 | ▼19.14円 |
変わらず | 39銘柄 | − |
騰落レシオ | 86.82% | ▼3.37% |
欧米株安や円高を受けて売り先行、一段のユーロ安を受けて売り急ぐ場面も
先週末の米国株が大幅下落となったことや為替が円高に振れたことから、売り先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が買い越しと伝えられたこともあり、寄り付きの売りが一巡した後は買戻しも入り戻り歩調となる場面もあったのですが、ユーロ安が止まらないことや持高調整の売りなども続き先物にまとまった売りが出ると全般的に売り直されるような動きになって下げ幅拡大となりました。
昼の間に一段とユーロ安が進んだことから信用収縮の動きが強まり、売り急ぐ動きから一段安となりました。ただ、下値の節目と見られる10100円台半ば水準になるとユーロ売りも一巡、売り急ぐ動きも止まり、買い戻しなどから下げ幅を縮小し下げ渋りとなりました。戻りも鈍く、何度か売り直されるような場面もありましたが、業績面から売り叩き難い銘柄も多く、信用収縮からの手仕舞い売りが一巡となると下げ渋り、下げ渋ると目先筋の買い戻しも入るということのようです。
小型銘柄も見切売りが嵩み大幅安となるものが多く見られました。これだけユーロが安くなると業績面での影響が懸念されるものも見られ、売り急ぐ場面もありました。東証マザーズ指数はほぼ全面安となり、かなり大きな下げとなり、日経ジャスダック平均も大幅安となりました。先物は午前中や後場の寄付きからしばらくはまとまった売りが散発的に見られ、指数を押し下げる要因となる場面もありました。ただ、後場中頃からは積極的に売り叩く動きは見られず、目先筋の買戻しで下げ渋りとなりました。
持高調整の売りも一段落となるかと思われましたが、ユーロ安懸念から売り急ぐ場面もあり、下値の節目を確かめるような動きになりました。思った以上に信用収縮の動きが続いているということなのでしょうが、ますます2月の時と同じような展開になりました。騰落レシオも80%台となっており、そろそろ安値確認となってもいいところかもしれません。4月5日の高値から26日目が先週末であり、日柄的にも値幅的にもそろそろ「いいところ」ではないかと思います。2月も騰落レシオの安値をつける前に指数は安値をつけており、ここから業績回復を織り込んでの切り返しを期待したいところです。
昨年8月のもみ合いの安値水準=昨年12月の戻り高値水準=2月のもみ合いの安値水準まで一気に下落となりました。かろうじて遅行線が雲の下限にサポートされており、節目と見られた水準で下げ渋った感はありますが、まだRSIやストキャスティックスは下値余地もあり、下値を探る展開が続くものと思います。
雲を割り込み、5月7日の安値を割り込みましたが、まだかろうじて遅行線が雲にサポートされて底堅さが見られます。2月に「逆三山(三尊)底」のような形となったところの「ネックライン」と言われる節目水準でもあり、ここで下げ止まるのではないかと思われます。この水準からもう一段下落すれば、900と言う心理的な節目を割り込む場面も出て来そうです。RSIやストキャスティックスはまだ下値余地もあり、ここで下げ渋りとなったとしてもしっかりと反発するには少し時間がかかりそうです。
かろうじて雲の上限にサポートされているような状態で底堅さは見られるものの上値の重さを嫌気するような動きも見られます。RSIやストキャスティックスは方向感はないのですが、決して底値圏にあるわけでもなく、いったん雲の下限でのサポートを確認しながら雲の中での動きとなるのか、ここで踏ん張って雲の上限にサポートされて遅行線が日々線に上値を押さえられるような調整が続くのでしょう。いずれにしても上値は重そうです。
信用収縮からのユーロ安を嫌気して軒並み大幅下落
ギリシャ問題に端を発した欧州の金融収縮懸念が根強くユーロが大きく売られたことから、対ユーロの影響が大きな銘柄として業績悪化懸念から売られ軟調となりました。
先週末に2010年の決算と新株発行枠を登録したことを発表、増資を嫌気する動きは織り込まれたものとして、同時に発表された2011年3月期の収益回復が示されたことや中期経営計画を好感する動きもあって堅調となりました。
先週末の14日の大引け後に2010年3月期の決算を発表、同時に発表された2011年3月期の連結営業利益が市場予想を大きく上回ったことが好感されて大幅高となりました。ディフェンシブ銘柄として「買える銘柄」として買いを集めた面もあるものと思います。
両社など商社株が大幅安となりました。海外市場で商品市況が軟調となっていることから資源価格上昇での収益寄与が期待できなくなったことが嫌気されて手仕舞い売りに押されました。
2012年にも電気自動車(EV)に搭載する次世代モーターを世界で初めて量産すると新聞で報じられ、将来の収益寄与が期待されるものとして好感されて買われました。
大幅下落となりました。先週末の引け後に発表された2011年3月期の連結営業利益が前期比10%減となりそうだとされたことが市場予想平均(44%増)を大きく下回ったことが嫌気されて売られました。
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