こうしたデータから、フォレスター・リサーチでは「ネットショップはページ表示は2秒以内に完了するようにサイトを作るべきだ」としています。「ユーザーのページ表示時間に対する感覚はここ数年で厳しくなっており、遅いサイトはユーザーにフラストレーションを与え、機会損失となるばかりか、オンラインに留まらないブランドイメージ毀損のリスクがある」というのです。
2秒以内というのは、実際のところ、かなり高いハードルではあります。しかし、3年前と比べてユーザーのせっかち度が上がっていることを考えると、いま2秒以内をターゲットにして物事を進めておくことは理に適っているかもしれません。数年後には、「1.5秒以上かかるなんてありえない」という世界が来るかもしれませんから。
実際、Googleが認める「速い」は約1.5秒で表示が完了するページを指します。また、各種データを見ていても、中央値は約3秒程度だと思われます。あなたのサイトでは、ページは何秒で表示されますか? そして、その時間はユーザー体験に対して適切ですか?(安田英久)
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