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世界限定888本、ロジェから初のアンダー150万円ダイバーズウオッチ

» 2010年05月31日 16時34分公開

[LUXURY TV]

この記事は、LUXURY TVより転載しています。

　自社ムーブメント化というのが昨今の時計トレンドの1つ。2010年のSIHH（ジュネーブサロン）などでも、趣向を凝らした自社生産のムーブメントが発表された。何かと話題の“自社ムーブ”だが、「ジュネーヴシール※」を取得しているムーブメントが限られた存在なのは、ご存じのとおり。

※スイス政府とジュネーヴ州が定める品質規定に合格した最高級スイス時計にのみ与えられる称号

　さて、ROGER DUBUIS（ロジェ・デュブイ）といえば、全ラインアップがジュネーヴシールを取得という雲の上のブランドだ。今年、LUXURY TVが注目したいのが「イージーダイバーオートマティック」。2010年の新作は、文字盤をシンプル化しつつ、より大胆さを加味したモデルなのだ。

　従来モデルとの大きな違いは、12時の位置だけに配置されたアラビックインデックス。これによって、中央部に円弧状に設置されていたROGER DUBUISのロゴは文字盤上部へ移動した。また、12時以外の時刻指標となるインデックスおよび指針に夜光塗料のSLN（スーパールミノバ）を施すことによって暗所での視認性もしっかり確保している。

　搭載されるセンターローターの自動巻きムーブメント「Cal.RD821」は、ロジェ・デュブイ初のジュネーヴシールと「C.O.S.C.公認クロノメーター※」のダブル検定取得した。

※スイスクロノメーター検定協会が実施するムーブメントの精度を検定に合格した腕時計にのみ与えられる称号

　イージーダイバーオートマティックは、これまでゴールドだったローターをステンレスに変更などして、132万3000円という価格を実現したという。世界限定888本だ。