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※この記事は、エキサイトイズムより転載しています。
6月4日に発売されるフォルクスワーゲンのポロ1.2L TSI。昨年導入された5世代目ポロ(1.4L)がさらに進化し、環境性能を高めた1.2L TSIエンジンを搭載した新しいポロの誕生だ。都内で開かれた発表会には、TSIエンジンの生みの親でもあるヘルマン ミッデンドルフ博士が来日、その革新的エンジン開発の秘密を語った。
「まず私たち開発チームは、CO2排出削減のためのさらなる対策としてダウンサイジングを考えました。しかも従来の伝統を損なうことなく、走る楽しさをきちんと味わえるクルマであること。TSI特有の太い低速トルクやレスポンスの良さ、優れた中間加速を実現すること。そのために大胆かつ、繊細な設計の見直しを突き詰めていったのです」
フォルクスワーゲンの基幹エンジンであるEA111シリーズの開発チームを率いるヘルマン ミッデンドルフ博士は、開発までの道程を解説した。
今回のポロに搭載される1.2L TSIシングルチャージャーエンジンは、ポロとして初めての低燃費=20キロ/リットル(10・15モード)に加え、高い動力性能を実現。最高出力は105馬力、最大トルクは1.8リットル並みの175ニュートンメートルとなっている。
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