小学生の4人に3人は「缶けりをしたことがない」――その理由は?

» 2010年06月11日 17時10分 公開
[土肥義則,Business Media 誠]

 子どものころに「缶けり」をしたことがある人はどのくらいいるのだろうか。20代以上の人に聞いたところ、92.4%の人が「したことがある」と回答。ただ、いまの小学生に聞いてみると「したことがある」は25.0%にとどまっていることが、UCCの調査で分かった。

 缶けりをしたことがないという小学生に、その理由を聞いたところ「場所がなかった」(37.3%)と答えた子どもが最も多かった。このほか「一緒にする人がいなかった」(37.3%)、「時間がなかった」(12.0%)、「面白くない」(9.3%)、「ルールが複雑」(4.0%)と続いた。「その他」と答えた人のうち、「缶けり自体を知らない」が10.7%。「缶けり」といえば大人にとっては定番の遊びの1つともいえるが、いまの子どもにとっては缶けり自体を「知らない」という人が多いようだ。

(出典:UCC)

缶けりを一緒にしたいサッカー選手

 缶けりをしたいと思っている人はどのくらいいるのだろうか。大人で「缶けりをしたいと思う」と答えた人は40.4%、小学生で62.0%。缶けりを実際にしたことがない小学生でも、興味を持っている人は多いようだ。

 ちなみに缶けりを一緒にしたいサッカー選手を聞いたところ、1位は「中村俊輔」、2位「三浦知良」、3位「中田英寿」という結果に。小学生のトップは「中村俊輔」に対し、20代以上は「三浦和良」。「中村俊輔選手と三浦知良選手は現役として活躍中だが、中田英寿さんは既に現役を引退しているのにもかかわらず上位に。多くの人にとっては永遠のスターなのかもしれない」(UCC)

(出典:UCC)

 インターネットによる調査で、小学生100人、20代以上の男女500人が回答した。調査期間は5月28日から5月31日まで。

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