ミラノサローネ2010、トピックス総まとめ「イタリア編」(2/6 ページ)

» 2010年06月15日 13時58分 公開
[本間美紀,エキサイトイズム]
エキサイトイズム

 ライトコンクリートという新しい素材を使っている。繊維とガラスを混合したもので、コンクリートの強度や質感を保ちながら、写真のような複雑な3次元フォルムを実現する。

エキサイトイズム

 モニカ・アルマーニのデザイン。長持ちしてローコストな木の椅子をテーマに製作された。樹脂や張りぐるみの技術を融合させ、新技術で温かみをだした。リサイクル性にも優れている。

エキサイトイズム 「WAFER」モニカ・アルマーニ

Zanotta

 Zanotta(ザノッタ)はここ数年、ベーシックなデザインの提案を続けている。またデザイナーも大物系ではなく、まだ世界的には知られていないが、確実に力を持つデザイナーを採用しているようだ。

エキサイトイズム

 会場にずらりと並んでいたのは、英国のダミアン・ウィリアムソンの「ELLA」。細い金属のレッグから座と背がなめらかに続く。

エキサイトイズム 「ELLA」ダミアン・ウィリアムソン

 こちらも紙を折ったようなテーブル「ALBUM」。デザインはロベルト・バルビエーリ。手作業で実現している美しいディテールに注目。

エキサイトイズム 「ALBUM」ロベルト・バルビエーリ

 スチールの優美な曲線の「ASTER CLOTHES STAND」は、アレッサンドロ・デュビーニのデザイン。会場では何色も置かれて、華やかに展開していた。

エキサイトイズム 「ASTER CLOTHES STAND」アレッサンドロ・デュビーニ

 ザノッタは上のような写真の演出も、以前とはちょっと違い、カジュアルでスタイリッシュ。商品自体はシンプルだが、随所に若々しいセンスが感じられる。

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