業績面での見直しの動きか
インフルエンザを予防するワクチンの生産に乗り出す。米製薬会社と提携して最先端の生産技術を導入、2014年の出荷を目指す。ワクチンの国内生産は現在、中小の4メーカーだけで、国内製薬最大手の参入は国産ワクチンの安定供給に大きく寄与しそうだ。
自動車向けの新しい炭素繊維材料を開発した。完成車に利用すれば車体の重量が従来の金属主体の車に比べて約6割減るという。自動車メーカーに売り込む他、年内にも工作機械向けなどの素材として量産を始める。
インターネット経由で情報システムを貸し出す「クラウドコンピューティング」の仲介に事業参入する。クラウドサービスの需要は世界的に伸びており、日本を皮切りに中国などアジアでも事業を展開する。
ロシアの独立系民間石油会社と包括提携を結んだ。東シベリアは豊富な石油資源が埋蔵する有望地域であり、成長が見込める振興企業と組み、ロシアでの資源エネルギー事業の拡充を図る。
台湾の半導体大手2社と半導体の最先端製造技術で提携する。複数の半導体を積み重ねる「シリコン貫通電極(TSV)と呼ぶ加工技術を共同で研究開発する。将来の生産委託や共同生産も視野に入れる。
携帯電話向け地欧デジタル放送「ワンセグ」を半径1〜2キロメートルの小さなエリアに限定して手軽の放送するシステムを開発した。免許の申請手続きを含めたシステム構築や放送サービスの販売に乗り出す。イベント会場や電車・バスなどの車内など人が集まる場所を対象とした新サービスとして期待される。
売り 1610万株
買い 1620万株
(金額ベースは小幅売り越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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