売られすぎた銘柄の反発に期待
欧州航空機大手のエアバスに2011年度から航空機向けの炭素繊維製複合素材を供給する。複合素材は機体の軽量化による燃費向上につながるため普及が見込まれ、欧州に新工場を建設することも検討している。
自動車や電気製品に使う高機能樹脂であるシリコーンの工場を中国に建設する。現在は日本やタイの拠点から輸出しているが、シリコーン需要は今後も拡大すると見て現地生産に踏み切る。
トヨタ(7203)や日産の国内系列部品メーカーなどに自動車用の鋼板を初めて納入する。これまで日本の自動車各社は海外生産分も含め、高炉各社が鉄鉱石から生産する鋼材を使っていたが、高炉製より2〜3割り安い価格を生かして自動車用の市場を開拓する。
ロシアで油圧ショベルの新工場を建設する。需要が回復しつつあるロシアでの生産・販売体制を強化し、新興国市場の開拓を加速する。
12月に始める高速携帯電話サービスの回線を、営業開始時から他の事業者に貸し出す。通信事業者でなくてもドコモの設備を借りて、独自の高速通信サービスを手掛けられる。ドコモは回線の利用者を増やし、多額の設備投資の回収を早める。
上海で中国企業を対象にしたIT(情報技術)コンサルティング会社を新設。現地企業に業務の課題解決やITの活用策を提案する。従来は中国の情報通信子会社の1部門が担当していたが、別会社化してサービスを強化する。
売り 2130万株
買い 1260万株
(金額ベースも売り越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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