売られすぎ銘柄の反発に期待
台湾のDRAMメーカー3社と共同で、独自の小型化技術を使ったDRAM生産を始める。既存の設備を生かして投資を抑えながら、先端DRAMを量産できる新技術を3社に供与、パソコンやサーバーに適した製品として出荷する。
それぞれ出版社向けに、電子書籍の支援事業に乗り出す。凸版は書籍の電子化からインターネット配信までを一貫して支援。大日本印刷は煩雑になる印税支払いなどを一元管理できるサービスを9月にも始める。書籍印刷で培ったノウハウを成長が見込める電子書籍関連の受注につなげ、低迷する印刷事業に代わる収益源に育てる。
レアメタル(希少金属)の代表品種であるリチウムを大量生産する事業に参加する。米国で地中の熱水に含まれるリチウムを独自の技術で低コストで大量に取り出し、主に電気自動車(EV)に不可欠な車載電池向けに供給する。3〜4年後に現在のリチウム世界生産の2割弱にあたる量を生産する。
サウジアラビアの子会社を通じて、同国とクウェートの中立地帯向け水処理プラントの受注を決めた。現地法人が主体の受注では最大規模となる。日揮は設計から調達・建設の現地化を加速する。
携帯型の蛍光エックス線分析装置を開発する米ベンチャー企業を買収した。オリンパスは工業用内視鏡など産業用検査機器事業を手掛けており、買収で取り扱い製品を拡充する。
地球環境技術研究機構(RITE)とトウモロコシの茎や稲わらなど非食用植物からフェノール樹脂を作る研究を始める。研究組織を設立し、高品質な樹脂を目指し、3年後に事業化の目処をつける。
売り 1300万株
買い 1330万株
(金額ベースは売り越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング