コンビニで買う商品、一番人気は「緑茶」

» 2010年08月02日 16時42分 公開
[堀内彰宏,Business Media 誠]

 大都市では数十メートルおきにあることも珍しくないコンビニ。消費者はどのようにコンビニを利用しているのだろうか。

 クロス・マーケティングの調査によると、「平日のコンビニ利用目的」を尋ねたところ、最も多かったのは「飲み物購入」で65.4%。以下、「お菓子購入」が54.8%、「お弁当購入」が50.6%、「ATM」が26.6%、「タバコ購入」が20.4%、「雑誌購入」が17.5%で続いた。

 ほとんどの人は飲食物を購入するためにコンビニを訪れているようだが、年代別に見ると、大学生では「コピー/FAX」の割合が比較的高くなっていた(男性・大学生/専門学校生23.0%、女性・大学生/専門学校生20.0%)。

平日のコンビニ利用目的(クリックで拡大、出典:クロス・マーケティング)

 主要な10商品を挙げて、平日にコンビニで買うかどうかを聞くと、最も「購入する」と答えた割合が高かったのは「緑茶」で44.7%。以下、「デザート」が43.9%、「アイス」が38.1%、「コーヒー」が37.8%、「スナック菓子」が36.8%、「ミネラルウオーター」が35.1%で続いた。男女別に見ると、男性では「コーヒー」、女性では「チョコ」「デザート」「アイス」の割合が高くなっていた。

平日のコンビニでの購入商品(出典:クロス・マーケティング)

 それぞれの商品はどんな時に買うのだろうか。購入タイミング別に購入商品を尋ねると、「通勤・通学の前」「昼休み」など多くの状況で「緑茶」がトップ。また、「通勤・通学の帰り途中」では「デザート」、「帰宅後」では「アイス」がトップだった。

 インターネットによる調査で、対象は15〜59歳の男女2000人(男性1000人、女性1000人)。調査期間は7月14日から16日。

購入タイミング別の購入商品ランキング(出典:クロス・マーケティング)

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