総額1億円相当！ ベネチアンモザイクの「SICIS」オープン（4/4 ページ）

[本間美紀，エキサイトイズム]

　けれども室内の壁面というと、クロス張りが主流の日本で、モザイクは根付くのだろうか？

　「初めから欧米の家のようにすべてをモザイク張りにする必要はありません。まずお勧めは部分使いです」というのは広報の後藤歌井さん。

キッチンにシチスのモザイクを使った日本の家

　「キッチンの壁面部やバスルーム。まず水まわりなら空間が限られています。そこに効率よく使うだけで、水まわりが機能空間から過ごせる場所へと変わります。リフォームで使っても、空間の雰囲気が一変します」

　別の発想としては、アートとして購入するのもおすすめだという。額縁程度の大きさから、壁の一部だけをモザイクにする。色や柄のパターンでもいいし、予算があればグラフィックや絵画などアート的な表現も可能。

　写真を基に、人物像や風景などモザイクを再現することもできる。もちろん同社では、住宅にも大胆にモザイクをつかう文化を伝えたいと期待をこめる。

SICIS　TOYO KITCHEN STYLE（シチス　トーヨーキッチンスタイル）

東京都港区南青山5-3-5　ミルロッシュビル地下1階

03-3406-1040

open.11:00〜19:00、水休