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日経平均 | 9239.17円 | △140.78円 |
売買高 | 21億9089万株 | − |
日経平均先物 | 9180円 | △150円 |
売買代金 | 1兆6661億円 | − |
TOPIX | 833.72 | △6.88 |
値上がり銘柄 | 1097銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 378.21 | △1.30 |
値下がり銘柄 | 435銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1180.18円 | △0.90円 |
変わらず | 136銘柄 | − |
騰落レシオ | 93.75% | △1.39% |
週末の手仕舞い売りもあったが、米国株高、円高一服に加え、買戻しを急ぐ動きもあって大幅高
米国株が堅調となったことや円高が一服したことに加え、先物・オプションのSQ(特別清算指数)算出に絡む買いが入り買い先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)も買い越しと伝えられたこともあり、寄り付きの売り買いが一巡となったあとも週末ということで手仕舞いの買戻しも交えながら大幅高となりました。GDP(国内総生産)が上方修正となったのですが、予想通りということで、為替や株価にはほとんと影響は無かったものと思います。好業績ながらも売られていたような銘柄が総じて高く、指数は大幅高となりました。
後場に入ると上値の重い場面も見られ、上げ幅縮小となりました。寄り付きから手仕舞い売りや持高調整の売りが多く、指数も上げ幅を縮小して始まり、値持ちの悪さ上値の重さを嫌気した売りに押されて軟調となる銘柄も散見され、指数も上値が限定的となりました。それでも、逆に売り急ぐ動き、手仕舞い売りも限定的で目先筋の買い戻しで底堅さが見られると値持ちも良くなりました。最後は持高調整の売り買いも一巡、週末のヘッジ売りもほとんど見られず方向感はなかったのですが、目先筋の売り買いが中心の中でも堅調な地合いが続き、大幅高の引けとなりました。
小型銘柄も堅調なものが多いのですが、主力銘柄ほど買い戻しが入るものも少なく、指数は小動きとなりました。東証マザーズ指数は小幅高、日経ジャスダック平均はほぼ横ばいとなりました。先物は朝方はまとまった売り買いも見られ指数を押し上げる要因の一つとなった感じですが、前場中ごろからは持高調整の売り買いが中心という感じでまとまった売り買いも少なく、後場の寄り付き以外は大きく方向感が見られることもありませんでした。
SQをきっかけに割安感や売られ過ぎ感が高まり、水準訂正となることが期待されましたが、週末の買い戻し、手仕舞いが中心であり、センチメントの変化は見られません。相場が変わったという印象でもなく、相変わらず目先の需給要因に振らされながら持高調整の売り買いが中心となっているようです。円高一服となっても円安に戻るという感じでもなく、「とりあえずは買い戻しておくけれども・・・」というような、相変わらず市場参加者の少ない相場展開となっています。
再び基準線まで戻りました。RSIは方向感のない展開となっていますが、ストキャスティックスは高値圏からの調整となっており、いったんは再び転換線のサポートを確認するような場面もあるのかもしれません。遅行線が日々線に絡むところからは動きも出てきそうです。
転換線にサポートされて再度基準線を抜けかかって来ました。RSIは方向感はなく、ストキャスティックスは高値圏からの調整となっており、まだ転換線のサポートを確認するか基準線に絡みながらのもみ合いとなり、上値は重いと思います。
相変わらず底堅さは見られるものの底入れ感が出てきません。ストキャスティックスは底値圏ではあるのですが、底入れ感はなく、RSIもまだ下落となりそうで、もう少し下値を固めるような動きが続くのではないかと思います。上値は転換線や基準線に押さえられてしまうのでしょうし、下値は基準線や移動平均線からの乖離が広がるところでは底堅くなるということでしょう。
円高一服で買戻しを急ぐ動きも
円高が一服となったことに加え、2010年4−9月期連結業績が営業利益が期初計画を上回ったようだと新聞で報じられたことが好感されて堅調となりました。
昨日の引け後に自社株買い計画を発表。需給改善を好感する買いが入り大幅高となりました。円高一服となったことや週末ということで、買い戻しを急ぐ動きもあったものと思います。
中国に進出済みの外資系流通業と製造業に対し、ネット販売を許可する通達を出したと新聞で報じられたことが好感されて大幅高となりました。ここのところさえない相場展開が続いていたことで、買戻しを急ぐ動きもあったものと思います。
外資系証券が300mmウエハー価格の伸び悩みから2012年1月期営業利益の予想を下方修正して投資判断を引き下げたことから売られ一時大幅下落となりましたが最後は週末の買戻しが入り堅調となりました。
昼の時間帯に8月の既存店売上高が前年同月比マイナス2.5%と伝えられましたが、前年までの高成長の反動と言う見方が強く、7月よりも減少幅が改善されていることが好感されて特に材料視されず、買戻しなどもあって堅調となりました。
総じて堅調、大幅高となるなかで大幅安となりました。昨日の引け後に2011年2月期の連結純利益が前期比51%減になりそうだと発表、収益の大幅悪化を嫌気した売りが嵩んで大きな下げとなりました。
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