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日経平均 | 9377.38円 | ▼23.78円 |
売買高 | 15億4008万株 | − |
日経平均先物 | 9360円 | ▼70円 |
売買代金 | 1兆0815億円 | − |
TOPIX | 817.94 | ▼3.29 |
値上がり銘柄 | 603銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 351.56 | ▼2.44 |
値下がり銘柄 | 881銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1160.90円 | △0.44円 |
変わらず | 175銘柄 | − |
騰落レシオ | 80.07% | △1.01% |
好決算にも反応は限られ、円高が止まらず方向感の見えない展開
米国市場は堅調となりましたが、米国企業が好業績となった理由がドル安効果ということだけに日本市場では素直に上昇に反応すると言う動きにはなりませんでした。むしろ円高が止まらないことで、円高に対する懸念と円売り介入期待が交錯し、身動きが取れないという状況でした。寄り付きから前日の終値付近での動きが続き指数は方向感のない展開となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)は売り越しと伝えられ、足元の業績が円高にもかかわらず好調なものが多く、強弱感が入り混じって積極的な売り買いが見られず小動きとなりました。
昼の間も為替に大きな動きはなく、後場に入ってからも最初の20分間は日経平均の値幅が10円に満たないような、こう着状態となり、先物のまとまった買いが入ると買戻しを急ぐ場面も見られました。ただ、それでも為替に動きが見られないことで、追随して買い上がる動きもほとんど見られず、今度は前日の終値を上回ったところで小動きとなり、引けを意識する時間帯からは円売り介入がないと確認されたことで手仕舞い売りにおされ軟調となりました。円売り介入期待や懸念が根強く、為替も株価も積極的な売り買いが見られず、継続して物色されているような銘柄も業種も見られず、目先の売り買い、目先的な需給を見ての売り買いが中心となっていたものと思います。
小型銘柄も個別の材料に反応しながら方向感のない展開でした。東証マザーズ指数は売り物薄のなか堅調となり、日経ジャスダック平均は横ばいとなりました。先物は後場にまとまった買いが見られた場面もありましたが、総じてまとまった売り買いも少なく、方向感に乏しい展開が続きました。為替の方向感もなく、目先の売り買いが中心となって、指数を動かす場面も少なかったものと思います。
依然として相場の方向感が見られません。為替に振らされながら目先の売り買いが中心となって物色対象も絞り切れないようです。為替や金融緩和動向、各国の政策なども方向性が見られず、何を見て売り買いすればいいのか良く分からずに目先の需給に右往左往しているのではないかと思います。目先的には円高も一服となるものと思われ、円高にもかかわらず好調な決算を発表するものを改めて見直す動きになってくるのではないかと思います。
相変わらず動きの鈍い展開となっています。だいぶ煮詰まってきたところで雲のねじれの日柄にあたり、動きも出てくるものと思います。RSIはどっちつかずで上下どちらに振れてもおかしくはなく、ストキャスティックスは底値圏からの反発を示唆しています。遅行線は日々線を割り込んでおり、日々線に上値を押さえられそうです。遅行線が日々線を抜けるか、日々線が雲を割り込むのかで方向が決まり、それまでは雲にサポートされて遅行線が日々線に上値を押さえられるようなもみ合いが続くものと思います。
底値固めと言う展開になっていますが、その割にはRSIは下げ足りずに方向感はなく、ストキャスティックスも底値圏ではあるのですが、まだ下値余地もある感じで、もう少し下値を試しながらも底堅さを確認するような動きが続くのかもしれません。
下値を試す動きが続いています。RSIもストキャスティックスも底値圏からの上昇となりつつあり、戻りが期待されましたが、まだ転換線に上値を押さえられての調整が続いています。転換線を抜けてくれば、底入れ感も出てくるものと思われますが、それまでは下値を試す動きが続いていると見てもいいと思います。
積極的な売り買いに乏しく小動き
2011年3月期の連結営業利益が前期比38%減になる見通しと新聞で報じられて売られ、軟調、3日続落となりました。特許が切れた薬品の販売が縮小したことなどが影響し、市場予想も下回る見通しとなり、嫌気した売りに押されました。
米アップルが多機能情報端末の販路を拡大、加賀電子が法人向けに販売すると新聞で報じられ収益拡大を好感した買いが入り大幅高となりました。
昨日の引け後に、アジアでの半導体製造装置の販売が堅調に推移することから、2011年3月期の連結業績の上方修正を発表、合わせて4−9月期の配当を増額することを発表、好感する買いが入り大幅高となりました。
昨日、日立(6501)と資本・業務提携を発表、鉄道車両の部品供給・開発などで相互補完するとされ、将来の収益拡大につながると見方から素直に好感する買いが入り、大幅高となりました。
英BPから米メキシコ湾の海底油田の権益の一部を取得すると報じられましたが、特に材料視されることもなく冴えない展開となりました。米国で商品相場も堅調となったのですが、持高調整の売りに押されました。
2011年3月期の連結営業利益が従来予想を上回る前期比34%増となる見通しと新聞で報じられましたが、昨日まで3日続伸となっていた反動や市場予想を下回ったことから手仕舞い売りに押されました。
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