ルノー・ジャポンは、新型「メガーヌ ルノー・スポール」を2011年2月10日に発売する。F1マシンなどのモータースポーツで培った技術を取り入れた。価格は385万円。
ツインスクロールターボ付きの2リットル直列4気筒DOHCエンジンを搭載し、最高出力は184キロワット(250馬力)/5500rpm、最大トルクは340ニュートンメートル/3000rpmを発揮。先代に比べ25%の部品が新しくなり、ブースト圧も2.1バールから2.5バールへと高めた。さまざまなチューニングを行い、特に低回転域でのレスポンスが向上した。10・15モードでの燃費は、ガソリン1リットル当たり11.8キロ。
トランスミッションには、6速MTを組み合わせる。シャシーは、スポーツ走行に適したシャシーカップを採用。通常のシャシースポールに比べ、剛性が13%高く、アンチロール剛性も15%向上する。
フロント側のブレーキには340×28ミリ(直径×厚さ)のブレンボ製ベンチレーテッドスリットディスクを、リア側には290×11ミリの同じくブレンボ製スリットディスクを採用した。フロント側は、赤いブレンボ製モノブロック4ポッドキャリパーを組み合わせている。
横滑り防止装置(ESP)は、ノーマル、スポーツ、オフの3モードを選択可能。スポーツモードでは、ESPの作動タイミングがノーマルよりも遅くなるほか、アクセルペダルマッピングも変更し、エンジンのレスポンスが素早くなる。
このほか、クルマのデータをリアルタイムに表示するR.S.モニターも搭載。ターボブースト圧、スロットル開度、トルク、出力、ブレーキ圧、オイル温度などのデータ表示やタイム計測が可能だ。
ボディサイズは4320×1850×1435ミリ(全長×全幅×全高)で、車両重量は1430キロ。乗車定員は5人だ。
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